アドバイザーブログ
家づくり学校 高松校
2024.10.29
2024.10.27
米岡 理子
じいちゃんが植えた木の家
50年前、じいちゃんがこの山に木を植えました。
じいちゃんは木の成長を見守りながら穏やかに日々を過ごし、81歳で天国へ。その後は父ちゃんが木を受け継ぎました。あんなに小さかった苗木がじいちゃんの背を超え、父ちゃんの背を超え、見上げるほど大きくなりました。
そして、その木は今。壁として、屋根として、柱として、僕と僕の新しい家族を温かく見守ってくれています。
「じいちゃんが植えた木の家」で僕たちは新たに時を刻んでいきます。
完成見学会に行ってきました!
時は2024年10月、天気は晴れ🌞私たち家づくりアドバイザーは今日も家づくりの勉強をするべく、完成見学会へ行ってきました!
向かうはまんのう町。家づくり学校からは少し離れるのですが天気がいいと自然を感じながらドライブしているような気持ちになりますね!
今日見せてもらうのは小松秀行建築工房さんが手がけた「じいちゃんが植えた木の家」です。なんだか色々な物語を感じますね。ではおじゃまします!
玄関を開けると…
「え!キッチン?」
しかもびっくりするくらい大きいです。一般家庭のキッチンの2台分は優に超えます。写真を撮ろうにも画面に入りきらないんです。それもそのはず!このお家の施主さんは元プロの調理師さんなんです。食材を置いたり切ったりするスペースも十分にありますし、調理器具も調味料もたっぷり収納できそう。ここで料理をしたら料理上手になる予感です🍳ダイニングテーブルもあるので出来立ての料理を美味しくいただけます。羨ましい…!!
ここは玄関の土間と繋がっているので居室とは独立した空間になっているんです。食事の時間が特別なものになりますね。それにしても存在感のあるキッチンだ!
そして室内へ
靴を脱いでお家に上がると、なんだかいい香り。もしかしてこっちにもキッチンが…!?
と思いきや、このいい香りはお家全体から漂う自然素材の香りでした。
ヒノキを贅沢に使っているので、綺麗な空気感でスッと心が落ち着きます。本物の木は”呼吸”をしているからですね。すべすべで触り心地もよくて癒されますね~✨
じいちゃんが植えた木の家
この家は施主さんのおじいさまが植えられた木で作られています。本物の木を使う際は人工乾燥もしくは自然乾燥をするのですが、より時間も手間もかかるのが後者です。1年かけてゆっくりと、より強く、丈夫な家になる準備をします。50年前におじいさまが植えてくれた大切な木と長い時間一緒に過ごすために手間は惜しみません。
そうして生まれ変わった木は驚くほど艶が出るんです。これは自然素材にしか出せません。
今回もとっても素敵なお家でした!
私たちはこのように色々なお家を見て日々勉強しています。正直、ブログだけではこのお家で私が感じたことすべてはお伝えしきれません。
この感動を伝えたい!!そしてその感動が伝わっていって、沢山の方が家づくりを楽しめるようになれば幸せの循環ですよね。家づくり学校はそんな循環を作るお手伝いをさせていただきます。
木になった?気になった方はお気軽にお問い合わせくださいね🏡
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