アドバイザーブログ
家づくり学校 岡山校
2023.11.02
2023.10.31
占部 淳一
高性能住宅とは最新の機械設備で建てる家ではありません。
高性能なお家を建てましょう!とよく言われますが、高性能住宅って、そもそもどんな家のことを指すのでしょうか?
高性能とは機械仕掛けの家ではない!
高性能住宅をイメージすると機械仕掛けの家をイメージされる方がいらっしゃるかもしれません。ゼロエネ住宅にするにも機械設備をしっかり取り入れて行う家づくり。いわゆる太陽光パネル屋根一杯、足りないエネルギーはガス発電も併用してW発電で補う機械設備重視型のゼロエネ住宅が多いように見受けます。
ただし、機械設備に頼りすぎる家づくりには落とし穴が… やがて機械設備は交換の費用負担がやってくるからです。
機械設備は必ず交換時期がやってきます
上の図で確認できますが、壁や柱といった躯体構造、また、その中に格納される断熱材等はきちんと施工すれば60年以上の耐久性があるとされています。
一方、機械設備はいかがでしょうか?太陽光発電パネルの耐久性はかなり上がってはいますが、その他の空調機(エアコン)始め、給湯器やパワコンなどの機械設備は10年~15年で寿命となり、交換する必要があります。ですから、なるべく機械設備に頼りすぎない家にすることが大切なのす。
住宅の基本4性能とは?
そもそも住宅に求める性能とはどういったものなのでしょうか?
住宅に求めるべき基本4性能とは、まず①耐震性(耐震等級3をクリアする)。②快適性(冬暖かく・夏涼しい、温度差の少ない室内環境にする)。すると、③省エネ性(エアコンが効きだすので冷暖房費を抑えられる)。同時に、④耐久性(結露しない家になるので家が長持ちする)。特に②~④は密接に関連づきます。
この4性能を機械設備を多用して実現するのではなく、基本的な施工技術で実現していくことが「高性能な家づくり」であると言えます。
基本4性能の高い家づくりには「高断熱・高気密」が必須
基本4性能のうち、②快適⇒③省エネ⇒④耐久と関連づく3つを実現するには、高断熱・高気密な施工は絶対条件です。
スース―しない、エネルギーロスの少ない家にしなければなりません。
キチンと施工すれば持続可能な家づくりになる
繰り返しますが、高性能な家づくりとは機械設備で実現するのではなく、見えない所をきちんと丁寧に施工する技術で実現していくことです。こういう家づくりを選択することで、安心・安全で、快適で住み心地が良く、省エネで家計と環境に優しく生涯にわたって「持続可能」な暮らしを実現していきましょう!
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17年前に家づくり応援サービスを立ち上げ、 これまで3000組を超える家づくりの支援をしてきました。本音トークのアドバイスは「受けて良かった!」とお喜びの声をいただいています。家を建てたい方々と地元企業をつなぐ橋渡し役としてこれまでに築いたネットワークを駆使し、 家づくりを考える皆さんの本当に知りたいことをストレートにお伝えします。続きを読む
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