アドバイザーブログ
家づくり学校 岡山校
2023.12.19
2023.12.16
髙田 万喜子
家相の真相!?鬼門にトイレを置かない方がいい!?
鬼門にトイレやキッチンなど水回りがあると良くないなどと聞いたことがあります。家づくり学校でも時々心配してご相談されることもございます。これから家を建てるとなると家相が気になるという方もおられると思います。
そもそも鬼門って何?家相って何?
本当に鬼門にトイレって良くないの?ということで、私なりに調べてみました。結果が気になると思いますので先にお答えしますと、「私だったら気にしない」です。それよりも日当たり、風通し、間取り動線など住み心地や快適性を考えて家づくりをしていただくことが大事です。
家相は諸説ありますが、中国からの影響を受けた環境、統計学を元に考えられている風水から日本独自の発展を遂げた昔の建築の考え方のようなものです。これは本や、YouTube、Googleなどで情報収集した中での私の答えです。このあやふやな表現は、いろいろ調べた結果、風水も家相もまぜこぜで、本当のところはわからないということです。(;’∀’)
その中で鬼門という考え方は家相にしかない考え方とのこと。家相では流派によりますが、北東の60度は鬼門、その反対の南西60度は裏鬼門となります。その鬼門、裏鬼門にトイレやキッチン、玄関などを置くのは良くないといわれています。でも、360度のうち120度も自由が利かない間取りになってしまうなんてもったいない気がします。
そもそもの考え方
家相は昔の家づくりで少しでも良いお家をということで発展をしてきた考え方、それを現在の性能のよい家にそのまま当てはて考えるのは無理があります。それよりも住まう人の利便性や快適性、立地の環境などを重視される方が大事です。今は北東にトイレがあっても性能の良いお家であれば問題ないということです。
それでも心配ならば
家相や風水にはエビデンスがないため本当のところはわかりません。それよりも住まい手の心地よさ、快適性が生活の満足度に影響を与えることが多いといえます。とはいえ心理的な安心感を得たい方、こんな方法もあるということをご紹介します。
↑京都で見たことがあるのではないでしょうか。鬼門にあたる角にわざと凹みを作ることで鬼門をなくしたことに…。👹💦💦💦角をなくす。→鬼の角をとる。みたいな考えもあるそうです。ただし一般のご家庭では少しハードルが高いですよね。
同じく京都。↑これは申が鬼門から鬼が入らないように見張っているそうです。でもこのお猿さん勝手にうろついてしまうため、金網に閉じ込められているものもあるとか。( ´艸`)観光に行かれた際はちょっとした見どころかもしれませんね。
一般のご家庭では北東の角に白い玉石を置いたり、南天(難を転じる)の木やヒイラギの木をおいたりといったことで鬼門除けとしているようです。
京都にはそういった昔ながらの風習が見て取れます。家相や風水、調べるととても面白かったです。考え方は人それぞれございますが、何かヒントになれば幸いです。
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