アドバイザーブログ
家づくり学校 高松校
2023.07.26
2018.08.31
今井 園美
あまり見ることのない断熱の施工現場を見てきました。こうして「夏涼しく、冬暖かい」家はできるのですね!
猛暑日が続き、本当に暑いですね。こんな暑い日にわざわざ現場を見に行かなくても(^^;)と思いつつ、昨日、あまり見ることのない断熱施工の現場が見れるということで行ってきました!!今回の現場は「アップルゲートセルロース断熱」の施工現場です。
一番の感想は、「現場が涼しかった!!!」です。
現場でさえこれだけ涼しくて快適なのですから、出来上がった家の中は本当に快適でしょうね~♪
セルロース断熱に使われている断熱材はセルロースファイバーです。セルロースファイバーとは、新聞紙・段ボール・木材などを原料とした自然素材の断熱材のことです。欧米諸国が発祥で、アメリカでは断熱材シェアNo.1を誇るなど、世界基準の注目の断熱材です。
セルロースファイバーの断熱材は
「断熱性能」「防音性能」「調湿性能」「防虫性能」「防火性能」など。多くの性能が認められています。
実際の施工現場です。
①湿気を含まないセルロース断熱材に、湿気を少し含んだセルロース断熱材を適度に混ぜていきます。そうすると、硬かったセルロース断熱材がふわふわ状態になっていきます。
②そのふわふわのセルロース断熱材をウォール・スプレーという方法で壁にどんどん吹き付けていきます。
③そうして吹き付けた断熱材を壁の柱の高さに揃えて、不要な部分を削ぎ落していきます。
④削ぎ落した断熱材は、こうして集めていって再度利用します。
今回のセルロース断熱材の原料は米国の新聞紙のみを使用しているので、完全な形状のセルロースをたっぷり含んでいます。なので、吹き付けることでセルロースが互いに絡み合い、接着剤(でんぷん)が活性化されるため、再度機械に入れて使用することができます。つまり、捨てることがなく、全部使い切ることができるエコな断熱材ということです。
出来上がりはこんな感じです。
全く隙間がなく、壁一面にピッチリ断熱材が入っています。こんな配線の周りの隙間にもピッチリ断熱材が埋まっています。すごいです!!
こうして吹き付けた断熱材は、壁と一体化して全然崩れていません。そのためアップルゲートの場合、壁が防火構造とみなされ火災保険が通常よりも半額程度の金額になるそうです。ただし、保険会社はあいおいニッセイ同和損保のみの取り扱いです。
家が完成してしまえば、見ることの出来ない壁の中の断熱材。この見えない壁の中にこそ、家族みんなが健やかに、気持ちよく暮らすための秘訣が隠されています。そんな家づくりをしてみませんか?
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家づくり学校について詳しく見るこの記事を書いたアドバイザー
子どもたちの教育資金に苦労した経験からファイナンシャルプランナーに興味を持ち、2010年に2級FP技能士、2013年に住宅ローンアドバイザーの資格を取得。暮らしのお金に関する相談業務を中心に活動してきました。得意分野は「住宅ローン」と「家計の見直し」です。2017年から家づくり学校にて、FP資格を生かした家づくりアドバイザーとしてお客様の家づくりをサポートしています。続きを読む
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