アドバイザーブログ
家づくり学校 高松校
2018.07.22
今井 園美
猛暑の日でも「心地いい~」と感じる家とは?
外の温度は38℃
日差しが痛いと感じる毎日です。
こんな暑い日、高性能住宅の家の中はどんな感じでしょうか?
体感に行ってきました。
今回お邪魔した家はコージーハウスさんが建てた家です。
性能に関しては、絶対に譲らない住宅会社さんです。
ですから、当然、高気密・高断熱のお家です。
C値 0.2㎠ の家の中は?
玄関を入った瞬間から涼しい~!!灼熱の外とは別世界のようです。
家の中に入ってみると、吹き抜けのあるリビングにエアコンが一台稼働しているだけです。
延べ床面積32坪のこのお家の1階には、LDKの他にもう一部屋あったのですが、エアコンが設置してあるのはリビングだけでした。
吹き抜けの天井にはシーリングファンが2台
シーリングファンのメリットは「冷暖房の効率が良くなる」こと
サーキュレーション効果で冷暖房効率を高め、お部屋の温度を均一に保ち、足元にたまる冷気、天井にたまる暖気を対流させ、夏も冬も快適な室温を保つことができます。
ちなみにこの写真に写っている方はこの家を建てられた腕利きの大工さんです。コージーハウスの家はずっとこの大工さんが建てられているそうです。ずっと黙っていらっしゃいましたが、その佇まいからも頼りがいを感じます。こんな大工さんに建ててもらえると思うと安心できますよね。
そして、いつものごとく
家の中をウロウロと見て回りました。
どこへ行ってもいい感じに涼しくて心地いいです。
当然、2階にも上がってみました。
ん・・・1階に比べると、ちょっと部屋が暑く感じます。
実は、使用している断熱材が「セルロースファイバー」で、それが影響しているようです。
セルロースファイバーの特徴には「調湿効果」があります。梅雨の期間にこの家を建てていたため、その間に吸っていた湿気を、今放出しているので暖かく感じるそうなんです。除湿をすると涼しくなり、加湿をすると暖かくなる。それで、少し暑く感じたようです。でも、よくよく考えると、2階にはエアコンがありませんでした。1階がとても涼しかったので、それに比べると少し暑く感じたという程度で、全然不快に感じる暑さではありませんでした。
仕事柄、ついつい厳しくチェックしてしまいますね(笑)
南面には大きな窓がありますが、夏の強い日差しを室内に入れないように軒が出してあります。とても明るい部屋でしたが日射は遮られている「パッシブデザイン」が取り入れられた家の中は本当に快適でした。冬には、この窓から日差しを取り入れることができて、家の中はきっと暖かく快適な部屋になると思います。しかも、眺めもいい、こんな家に住みたい!と思える素敵な家でした。
家づくり学校
とは?
「家づくり学校」は家づくりを考えるあなたのための学び舎。家づくりの基本的な知識を身につけ、 実際に建物を体感することにより、自分にぴったりの家づくりパートナーを見つけていただくサービスです。
家づくり学校について詳しく見るこの記事を書いたアドバイザー
子どもたちの教育資金に苦労した経験からファイナンシャルプランナーに興味を持ち、2010年に2級FP技能士、2013年に住宅ローンアドバイザーの資格を取得。暮らしのお金に関する相談業務を中心に活動してきました。得意分野は「住宅ローン」と「家計の見直し」です。2017年から家づくり学校にて、FP資格を生かした家づくりアドバイザーとしてお客様の家づくりをサポートしています。続きを読む
家づくり学校 高松校
全国15校展開!