アドバイザーブログ
家づくり学校 高松校
2020.02.01
2018.02.08
今井 園美
お家の整理収納術「子どもギャラリー」はいかが?
「新築したんだから、いつもキレイにしておきたい!でも、整理収納って、なかなか続かないのよね・・・」そんな声をよく聞きます。私は片づけが趣味というくらい整理収納が大好き。そのためか、ママたちから整理収納についての相談をよくされます。中でも多いのが、子どもが幼稚園や保育園・学校などで作って持ち帰ってくる作品たちの片づけ方です。
「子どもたちは楽しそうに作って持ち帰ってくるけど、それがどんどん溜まっていってしまうんです、どうしたらいい?」というママたちのお悩み。あまりにも数が多いので、いつまでもとっておくと大変な状況になってしまいます。かといって、子どもたちが一生懸命作ってきたものだけに、親としては本当に捨てていいものかどうか判断がなかなかつかないんですよね。子どもに訊けば「捨てちゃダメ」と言われてしまうし・・・。
ママの中には、写真に撮って実物は捨ててしまう、子どもには黙って気がつかないうちに捨ててしまう、ということも。親としては、どことなく後ろめたい気持ちを持ちながら捨てる選択をしてしまっているけど「本当にこれでいいの?」と悩みますよね。
その気持ち、よく分かります。私も子育て中は同じように悩みました。そこで、私が選んだ方法は、家の中に「子どもギャラリー」を作ること!でした。
「子どもギャラリー」の作り方
まずルールを決めました。
ルール① ギャラリーは決められたスペースのみで、そのスペース以外には置かないこと
うちの場合、リビングにあったサイドボードの上(幅120cm、奥行45cm)のスペース、そこであれば子どもたちの自由に飾っても良いということにしていました。
ルール② 兄妹で相談して飾ること
このスペースは兄妹二人の共有スペースなので、兄妹二人で相談して飾ること。
ルール③ 親は一切口出ししない
このスペースに関しては、どんな飾り方をしていても親は一切口出ししないこと。
この3つです。正直、むちゃくちゃな状態(ここはごみ置き場?)な時もありました(苦笑)。だって親にとっては「??」なこんな物もあったんですから・・・
どんなものでも、子どもにとっては宝物ですからね。
また、兄妹での場所の取り合いは日常茶飯事(笑)。それでも、少しずつ譲り合うということを覚えていきました。そして、このスペースに飾りきれなくなった時には、自分たちの作った作品の処分も考える必要が出てきます。
どの作品を残すのか?どの作品を捨てるのか?この判断もすべて子どもに任せました。
時々、「なぜこれを残すの??」と疑問に思うようなこともありましたが、親は口出ししないルールですから黙って見ていました。こうすることで、作品の処遇を自らで決めることになるので、子ども自身も納得できます。おかげで、親としては子どもの作品をどうするかを考えるストレスから解放されて楽になりました♪
この方法は、上の子が小学1年生、下の子が幼稚園の年少の頃から始めました。今、我が家の子どもたちは片づけ上手です。
3歳くらいまでのお子さまには少しハードルが高いかもしれませんので、親が一緒になって考えてあげる必要があると思いますが、4歳くらいからなら十分に出来ますので、子どもの片づけ力を信じて「子どもギャラリー」の運営を任せてみてはいかがでしょうか?片づけ力アップになると思いますよ。ぜひ、お試しあれ。
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家づくり学校について詳しく見るこの記事を書いたアドバイザー
子どもたちの教育資金に苦労した経験からファイナンシャルプランナーに興味を持ち、2010年に2級FP技能士、2013年に住宅ローンアドバイザーの資格を取得。暮らしのお金に関する相談業務を中心に活動してきました。得意分野は「住宅ローン」と「家計の見直し」です。2017年から家づくり学校にて、FP資格を生かした家づくりアドバイザーとしてお客様の家づくりをサポートしています。続きを読む
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