アドバイザーブログ
家づくり学校 高松校
2020.02.01
2019.09.02
今井 園美
災害時に有効な「防災タイムライン」とは?
「防災タイムライン」とは、災害が発生する前の段階から事前に「誰が」「いつ」「何をするのか」を一覧表にして時系列で示したものです。
国土交通省も動画をアップしてご紹介しています。
2012年に米国を襲ったハリケーン・サンディは、交通やビジネス活動に極めて甚大な被害をもたらしましたが、ニューヨーク州では事前にタイムラインを策定しており、そのタイムラインをもとに住民避難等の対策をとって被害を最小限に抑えることができました。このことから、日本でもタイムラインの導入が進められるようになりました。
防災タイムラインを作成するメリット
先を見越した災害対応ができる
災害が発生してからでは、どうしても目の前の問題を解決するのに精一杯になり、先を見越した行動をとることはなかなか難しくなってきます。でも、防災タイムラインを策定しておくことで、今から何時間後にどのような問題が発生すると想定され、それに対する対策として何をすれば良いのか先を見越した災害対応を行うことができます。
誰が何をするのかが責任の所在が明確になる
「誰が」「どのタイミングで」「何をしなければならないのか」をはっきりとさせることができるため、事前に誰が何をすべきかを計画に落とし込むことができます。そのため、災害が発生してから調整をするなどの時間を無駄にしなくて済みます。
連携機関との関係を深めることができる
防災タイムラインは自分の機関だけで完結するわけではありませんので、いざ災害が発生した際に連携する関係機関とも一緒になって防災タイムラインを作成する必要があります。防災タイムラインを作成する過程で、連携機関の実際の担当者と顔見知りになることができるため、災害が発生した際にスムーズに意思疎通ができるようになります。
ふりかえり(検証)ができる
実際の災害対応後や訓練後にふりかえりを行うことで、想定外であった事象や実施すべきであった対応の検知が可能となり、その後のタイムラインの改善につなげることができます。
9月に入って、日本のはるか南の海上で雲の塊がいくつもでき始めて複数の熱帯低気圧が発生する可能性があります。それぞれのご家庭でもタイムラインを作成してみてはいかがでしょうか?
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家づくり学校について詳しく見るこの記事を書いたアドバイザー
子どもたちの教育資金に苦労した経験からファイナンシャルプランナーに興味を持ち、2010年に2級FP技能士、2013年に住宅ローンアドバイザーの資格を取得。暮らしのお金に関する相談業務を中心に活動してきました。得意分野は「住宅ローン」と「家計の見直し」です。2017年から家づくり学校にて、FP資格を生かした家づくりアドバイザーとしてお客様の家づくりをサポートしています。続きを読む
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