アドバイザーブログ
家づくり学校 岡山校
2023.07.21
2012.06.17
占部 淳一
私たち、長男長女なんです。
出たな~長男長女夫婦(>_<)といっても兄弟の少ない世代です、ご夫婦が長男長女というケースは珍しくもありません。そういえば、ウチの親父は4人兄妹、お袋も6人兄妹だもんなぁ。昔は兄妹って多かったよね~ とついつい回想(>_<)
で、ご相談の内容は?と我に返ります。「それぞれの実家の中間地点に土地を購入して建てようと思うのですが・・・」
それで、ご予算はどれくらいでお考えですか?とお伺いしていくわけなのですが、ここは、いつも無理してほしくないなぁとホント思います。概ねの予算を考えるとき、自己資金+援助資金+無理のない借入額で組み立てますが、借入部分については極力無理のないようにしてもらいたいです。
双方の親御さんからの援助は見込めませんか?という問いかけに「う~ん、なんとも言えません・・」と釈然としないお二人。長男長女所以かもしれませんが、どうも双方のご両親は、お二人それぞれに対し、敷地内に別棟を建てて住んでもらいたいような思惑をもたれているようです。ただし、双方とも敷地の形状を聞くと少し厳しいのかなぁという感想と、双方とも下に二人ずつ独身のご兄妹が実家におられるそうです。今の状況では、どちらかの敷地内に建てるということの判断は時期尚早のように思えます。
ただし、賃貸に住み続けるのはもったいなく、なんとか家を建てたいと思われるお二人の出された結論が「中間地点に土地を購入して建てる」ということです。建てたいけど、今の状況では援助について切り出せる状態ではないということが、ここまで聞いてやっと判った占部です(汗)
ココからがご提案の肝です。親御さんはまだ60代前半、正直お若いです。しばらく(20年くらい)は大丈夫!もし将来的にどちらかの実家に帰るとしても、ある程度立地の良いところに建てておけば、どうにかなるのではないでしょうか?とご提案。その時必要でなくなれば売却すればいいし、あるいは賃貸にするもよし、将来的に子供さんに譲っても良いのでは?
これからの進め方ですが・・・自分達の思いを具体化していくいためには、具体的な材料を持って親御さんに相談してみてください。具体的な土地に具体的なプランを持って、家づくりの思いを告げてみることです。そうすれば、将来的なことも踏まえ何らかのアドバイスや援助が見込めると思うんです。
話は変わりますが、最近「争続」ということがよく起きているそうです。一般的に行われる相続税の対象となるのは100人中5人くらいの割合ですが、この「争続」という現象は、たとえ100万円の現金であっても兄弟間のトラブルになるといった問題です。これは、何も言わず逝ってしまった親御さんの責任だと思います。親御さんは、たくさんの財産がなくても、元気なうちにしっかりと明言しておくことです。60歳になったら、70歳になったらのタイミングで。出来るだけ早い時点のほうがいいと思います。そうしておけば、今回のご夫婦のように悩まなくてもよいと思うんです。今度のお盆に兄弟姉妹が揃われたら、みなの前で親御さんにハッキリ言ってもらってください。自分達の老後はどうするつもりで、だれにどう財産分与するつもりなのか・・を。
そんなこんなで人生相談のようになってしまいましたが、人それぞれ家を建てるという背景には色んな課題があることは確かです。さぁ、気を取り直して家づくりの具体化作業にはいりましょう!!思われている中間地点で、利便性の良いエリアを提案させてもらいますね。
まずはそのエリアの見学ドライブに出かけませんか!?それから帰りには、本日〇〇工務店のOB様宅訪問会が行われていますから、そちらも寄ってみましょうね! 出発、出発~(^o^)
家づくり学校
とは?
「家づくり学校」は家づくりを考えるあなたのための学び舎。家づくりの基本的な知識を身につけ、 実際に建物を体感することにより、自分にぴったりの家づくりパートナーを見つけていただくサービスです。
家づくり学校について詳しく見るこの記事を書いたアドバイザー
17年前に家づくり応援サービスを立ち上げ、 これまで3000組を超える家づくりの支援をしてきました。本音トークのアドバイスは「受けて良かった!」とお喜びの声をいただいています。家を建てたい方々と地元企業をつなぐ橋渡し役としてこれまでに築いたネットワークを駆使し、 家づくりを考える皆さんの本当に知りたいことをストレートにお伝えします。続きを読む
家づくり学校 岡山校
全国15校展開!