見学訪問で感じ取れること　～お客様の声レポート その②～

家づくり学校のテーマは「学び」と「体感」。家づくり学校でしっかり知識をつけて頂いたら、実際に体感に出かけてもらっています。お客様が住宅会社に見学訪問に行くことで実際に何を感じ取られているのか？今回は、前回に続くレポートその②、この後は、お客様から頂いた声をそのままお届けします。これからお家を建てたいな！と思う方も参考にして頂けると思いますが、住宅会社の方にも参考にして頂ければと思います。お客様は何を感じ取り、共感されていくのかを。

事務所訪問で感じること　①代表者の家づくりへの情熱

〇〇社⻑より、〇〇〇住建様が⼿掛ける□□□□□ のコンセプト説明を受けた。〇〇社⻑様のお人柄が丁寧・誠実でありご相談し易い方であった。また住宅建築にかける熱意もその説明からビンビン感じる事が出来た。現在も建てたモデルハウスで実証実験（家の中の空気の流れ。）を行いながら、どのようにしたら建てる家が快適になるかなど研究熱心な方でもある。

事務所訪問で感じたこと　②地震への備え

「耐震等級３」とうたっていても、その中身はピンキリであることの説明もあり目から鱗であった。先日、岡山でも震度３ の地震があったが、耐震・制震についてお聞きした。基本□□□□□ は耐震でカバーする。ただし、耐震だけでカバー出来ない場合は制震についても取り⼊れるといった柔軟な対応が可能。実際に最近建てた〇〇社⻑のご⾃宅にも、その形状から小さいダンパーを多数取り⼊れ建築されたとの事であった。（参考）建物のみで坪単価￥70 万程度

事務所訪問で感じたこと　③安心と不安

【気に⼊った点】
 （夫、妻）小野さんが好き！1 級建築士、宅建、FP の資格をもたれており、努力家。〇〇さんがご健在の間は間違いなさそう。
 （夫）感銘を受けた言葉、「〇〇が今住むとしたらこんな家」との言葉。費用をかければもちろん良い物は出来る。はたしてそこまで必要か？などコスト意識を持たれたプランニングを得意とされているご様⼦。〇〇社⻑ご⾃身も2 件目のご⾃宅を最近建築されたとの事。今まで⼿掛けて来られた経験より、ご提案をいただけるスタンス。
 （夫）土地から探していただける点もグッド！
【気になった点】
 （夫）〇〇社⻑以外の従業員の方をお⾒掛けしなかった点。〇〇〇住建さん、会社の雰囲気を感じてみたい。
 〇〇社⻑は間違いないと思った。ただし建てる家は30 年以上住居する事になるもの。建てていただいて、ハイ終わり！で良ければ気にならないが、⻑い目で会社としてご対応いただけるものなのかが気になった。

体感モデルハウスで感じたこと

事務所で家づくりのコンセプト説明を受けた後は、近くにある最新体感モデルハウスの見学となりました。

【気に⼊った点】
 （夫、妻）家事動線 これは是非取り⼊れたい 好き！ 家事負担が楽になりそう。現状、この動線が一番便利そう。ランドリールーム⇔WIC⇔洗面所 洗濯機設置場所で洗濯物干せるのが良い！（洗濯物を運ぶ労力が少なくなる）

 （妻）キッチンの感じが好き！特にタカラスタンダードのキッチン。天板が広く作業し易そう＆背面に収納があって（A4 サイズ⼊る）のが特にお気に⼊り。
 （妻）キッチン後ろの上部据え付け棚の⾼さが、身⻑の低い妻でも使い易そうとお気に⼊り。
 （妻）ちょっとした作業スペース好き！

 （妻）機器類が壁から出っ張っていない気配りが好き！

 （夫）主寝室の落ち着いた感じが好き！壁紙の色を落ち着いたグレーで家中統一されているとの事。明るい場所では白っぽく上品な感じ。暗い場所では落ち着いた上質な感じが良かった。
 （妻）主寝室の三段引き⼾好き！収納への間口が広くなり、大きなものも簡単に収納出来そう。1 枚動かすと3 枚が連動して動くのも楽で良い。

 （夫、妻）引き⼾を基本とした設計。普段は解放。必要に応じて閉めるという使い方。開き⼾だと開いた後の扉が邪魔になるけどそれが無いのが良い。
 （夫、妻）玄関の形状を工夫する事で広く使える事がわかった。一度に複数人が同時に靴の脱ぎ履きが出来るところが好き！土間収納スペースはテントなどアウトドア用品もあるのでもっと広いスペースが欲しいとも思った。

 （夫）1 階は24 時間空調で常に快適に。その代わり音漏れはする。2 階はプライベートな空間。各部屋開き⼾でプライバシーを確保し各部屋にエアコン配置。各部屋は空調をずっとは使う事ないでしょ？という考え方。音漏れもそれなりに防げる。
 （夫）パッシブ設計でリビングに⼊る直射日光が緩和されていた。きっと真夏だと相当な効果があるのでは？と感じる。真夏に実体験したい。

 （夫）駐車場の広さ。3 台余裕で停めれるスペースは安心出来てよかった。ただし、同時に土地の広さが必要だとも痛感した。〇〇社⻑によると、モデルハウス場所の土地単価は現在希望している△△地区と⽐べると、約半分の坪単価であるとの事であった。住む場所を⼦供の小学校区に限定しなければ実現可能である土地の広さに悩ましい所である。⼦供に学校変わっても良い？って聞いてみたら「絶対ダメ！」と回答有り。そりゃそうだよね･･･。（笑）

事務所～体感モデルハウス　見学訪問を通しての疑問点

【良くわからなかった点】
 （夫）⾼性能住宅の良さ（夏涼しく冬温かい）を実感出来なかった。前回同様で今の時期は仕方がない。真夏の日に体験させて欲しいと〇〇社⻑へお願いするとご快諾いただけた。
【⾃分達には不要かな？と思った点】
 （夫、妻）お風呂のタイル。汚れがつきにくく、お掃除し易いとの事であった。冬でも⾼気密住宅なのでそこまでタイルは冷たくなりませんとの事であった。お風呂場で転倒した時を考えると、ずる向けになりそうで不安。なので△△△建設さんで⾒たお風呂の床が
良いと思った。（ふかふかした感触の床。）

【不便だなと思った点】
 （夫、妻）玄関周りの広さ+土間収納スペースがもっと欲しいと思った。

体感を通じてお客様が得られること

家づくり学校で学んで頂いた後は、実際に体感比べに行ってもらっています。体感するのはすべて等身大のお家ばかりです。その実邸を体感することで色んなことが刻まれていきます。今回は気候のよいシーズンだったため室間温度差のない快適な温熱環境は分かりにくかったかもしれませんが、6月以降の暑い夏、11月以降の寒い冬になると格段にその違いは感じ取れるようになります。そして、お客様の感想にあるように感じ取れることは温熱環境だけではなく、デザインセンスや必要面積、家事動線の取り方、心地よい素材感や澄んだ空気感といったことから造り手の想いまで…色々なお家を体感比べすることにより自分たちの目指す家づくりが見えてきます。

家づくり学校の目的は住宅会社をご紹介することではありません。家づくり学校が目指しているのは「学び×体感」で、自分たちにとっての「家づくりの基準」を作って頂き、自分たちで住宅会社を見極める力をつけていただくことです。後悔しない家づくりに家づくり学校を上手に活用ください！！

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