アドバイザーブログ
家づくり学校 東広島校
2023.01.31
山根 孝二
「いい家」の定義は?間違ってはいけない会社選択の方法
特に大手ハウスメーカーやビルダーになると、「紹介キャンペーン」なるもので集客しているのを見かけます。その会社から良い対応を受け、良い家づくりができたからこその”紹介”と考えれば信頼しても良いのですが・・・その会社で本当にあなたにとって「いい家」が建つと思いますか?
この仕事をしていると、お客様から「山根さんのおススメの会社はどこですか?」と質問をされますが、答えは「ありません!」です。
「いい家」の定義って何?
そもそも、私とお客様の家に対する要望は100%一致しません。お客様が好きなタイプの人間と、私が好きな人間のタイプも異なります。「おススメ」と言われても答えが出ないのは当然で、1社名前を出してもお客様が満足できる保証はありません。
では「いい家」の定義って何でしょうか?
答えはあなたしかわかりません。
要望の整理から始めましょう
- 自然素材を使いたい
- 広いリビングが理想
- キッチンは使いやすさを重視した高品質のものが良い
- お風呂は檜にしたい
- 書斎を設けたい
- 光熱費が抑えられる家にしたい
- 夏涼しく冬は暖かい家がいい
あなたの要望はあなたからしか出てきません。先ずは多くの物件を見てなるべく多くの要望を出しましょう。
予算に余裕があれば全て叶えられるでしょうが、予算には限りがあります。優先順位をつけ、無理のない予算内で対応できることを実現しましょう。
意図をもって体感することで要望が更に整理されます
リビングの広さは間取りの組み方によって感じ方が大きく変わります。「ある会社のモデルハウスで18帖のリビングを見たけど狭かった」というような声を聞いたりします。18帖ってそこそこの広さですよ?と言いたいところですが、人それぞれ感じ方は異なりますよね。しかし、他の会社のモデルハウスを見学すると「18帖でも十分」とイメージが変わることもあります。
物件見学をする際、何となく雰囲気を味わうだけの見学は無駄です。
- 各部屋の広さ
- 動線の工夫
- 家の中の体感温度
- 1Fと2Fの温度差
- 頭と足元の体感温度
などなど、様々な点を比較するつもりで「意図した体感見学」をしてみてください。
ここまで書いただけでも、100%自分の要望や体感と一致する人はいないとご理解いただけるはずです。
ご友人の紹介や口コミサイトの評判など、人の意見で人生最大の買い物を左右されることほど残念なことはありません。自分の目で見て、体感して家づくりを進めていきましょう。
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