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家づくり学校東広島校

“注文住宅の基礎知識”の記事一覧

2024.01.11

山根孝二

「家づくり学校」の企業紹介は何かが違う⁉

東広島校

個別相談

最近では、一つの商品を購入したり契約する際、第三者の機関を介して情報を収集し、その機関を利用して企業とマッチングしてもらうサービスも増えてきました。「保険の窓口」などは有名な一例ですが、「家づくり学校」も同じ部類のサービスになるかもしれません。しかし、家づくり学校のそれは何かが違います。

一般的なサービスのマッチング手法

「予算と要望」を整理

一般的なマッチング基準となるのは「予算と要望」。ここは後にも紹介しますが、家づくり学校も同じです。しかし、その中身が異なります。

予算

ここは訓練されたアドバイザーが予算診断をしたり、ファイナンシャルプランナーが入ったりと、各社で一定の基準を持って診断しています。但し、その基準で大きな差が出ます。お客様目線の「返済」を基準に、安心できる予算立てを行っているか、逆に住宅会社目線の「借入」を基準に、少しオーバーペースなローン返済を提案してくるか。提携している企業によっても異なってくるはずです。

後者パターンの予算立てを行われた後、そのまま突き進む方もいる一方、冷静に月々の返済に無理があることに気づき、家づくり学校に駆け込んでくる方も少なくありません。

要望

この要望の質によって、家づくりの方向性は大きく変わってきます。「価格」については、当然安いに越したことはないですが、「安い」には安い理由があります。逆に「高い」にも高い理由があり、何によって価格が高騰するのかを厳密に教えてくれるマッチングサービスは多くありません。大手ハウスメーカーは高い、工務店は安い、、、という単純なイメージだけで話が進んでいるのであれば、それは失敗・後悔への第一歩です。

価格以外のマッチング要素として「デザイン」があります。もちろん夢のマイホームですから、素敵なデザインの家を建てたいと思うのは当然です。但し、このデザインばかりに目を奪われてしまうと、本当に重要な要素を疎かにしてしまい、こちらも失敗・後悔へとつながります。

企業とのマッチング

いずれのサービスも、ここまで挙げた「予算と要望」を軸に、お客様に合うと思われる住宅会社をピックアップしてくれます。しかし、その「予算」と「要望」の質が低く、ポイントをおさえていなければ、あなたの家づくりはとんでもない方向に走り始めます。

家づくり学校のマッチング

家づくり学校の「予算と要望」を整理

予算

ざっくり言えば、一般的なサービスの予算診断と同じすが、大きく異なるのはお客様目線の「返済」を基準とした診断しかしないという部分。「無理のない返済額」をご提案する、、、というより、「無理のない返済を守ってもらう」という意識での予算提示が絶対。場合によっては、新築を諦めてもらい、中古リフォームや、自己資金を貯めて数年後のマイホーム計画を提案するケースもあります。家を建てたいからと言って無理に計画を進めることは、その後の後悔につながることもあります。スタート時点で適正な判断をしておくことを第一に、お客様の予算を診断しています。

要望

価格については「安い」か「高い」かだけではなく、なぜ安いのか、なぜ高いのかを明確にします。使用する素材、建材を安いものを使えば、当然安くはなりますが、安い理由はそれだけではありません。高いものを使えば高くなるのも当然ですが、それだけが理由ではありません。その本質を知らなければ、あなたの買い物は“損”してしまうことになります。

家づくりが校では、目に見える部分での安さや高さではなく、「目に見えない部分」が大切というお話を基準にしています。光熱費が安く、冬暖かく夏涼しい、健康で病気になりにくい家というのは、目に見える部分で解決できることばかりではありません。窓をシングルではなくペア、またはトリプルに変えれば、、、なんて単純な話ではないんです。それを知識としてだけでも知っておくことで、家づくりの方向性は大きく狂うことはありません。

住宅会社のキーマンとのマッチング

そんな厳格かつ深い予算と要望からピックアップされる住宅会社は、他の同サービスとは一味違うラインナップになるはずです。そして、家づくり学校がおつなぎするのは、住宅会社ではなく「人」。その会社の社長をはじめとするキーマンと会ってもらうことにしています。昨日入った営業マンと、その会社のことを誰よりも知り尽くしている社長と話をするのでは、得られる情報にも建つ家にも、雲泥の差が出てくるのは想像ができるのではないでしょうか。

更に家づくり学校が重視するのは、ただの企業訪問ではなく「体感」。要望整理でも述べた「目に見えない部分」、例えば室内の温度差などは、頭でイメージするより体感をした方が瞬時にその違いを判別することができます。1階と2階の温度差や、頭と足元の温度差は、住宅の性能の良し悪しで大きく異なります。そんな体感を重ねてもらうことで、皆さんに合った住宅会社を、自分の目で見極めることができれば、“紹介されたから”ではなく「自分で見つけた！」というお気に入りの会社がみつかります。

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