アドバイザーブログ
家づくり学校 東広島校
2023.08.21
2023.07.20
山根 孝二
家づくり学校のお客様 最初は知識も意識も様々です
家づくり学校は新築やリフォーム、建て替えなど、様々な方向性で家づくりを検討されている方のご相談をお受けしていますが、ご来店当初の家づくりに対する意識や知識も様々。情報量に差があっても、お客様に合わせたお話をしています。
ある程度の知識や意識がある方
■YouTubeやネットで勉強している
「このお客様は何かしら勉強してきている」お話をしているとわかります。よくよく聞いてみると、最近は様々なYouTubeを見て勉強している方が増えているようですね。それだけ勉強されているのなら、「何故、(家づくり)学校に勉強をしに来たんですか?」と尋ねると、自分が得た情報が本当に正しいのか、客観性を確かめに来たと仰います。
ともて良い考えだと思います。情報が溢れる現代社会ですが、時に誤った極端な表現をしている情報を見かけることもあります。一方の情報だけを信じてしまうことはとても危険です。何事も、特にマイホームという大きな買い物をする場合は、客観性のある視点を持つことが大切です。家づくり学校ではそんな知識のある方にも役立つ、客観的な情報をお話しています。
■省エネ性や耐震性を考えた家づくりをしたい
同じくYouTubeなどで知識を学び、性能に対する意識が高まったケースもあれば、賃貸暮らしで高い光熱費を支払ったり、地震で被災されたことがあるなど、ご自身の体験によって意識が高まっているケースもあります。この先の家づくりには、とても大切な意識です。
しかし、訪問した住宅会社では「価格」や「デザイン」の話ばかりされ、「本当に性能は必要なのか?」「どこで建てても性能に大差はない?」と誤った認識で混乱しているお客様もいます。
こういうお客様は、家づくり学校でお話することで「自分の目指す方向性に間違いはなかった」と再確認していただくことができます。過去の家づくりではなく、これからの家づくりに何が必要なのか、客観性のある情報を学んでいただくことで、自分の考えを客観的に見つめなおす機会になるはずです。
ほとんど知識がない方
■展示場や見学会に参加したことがない
多くの方はこのケースに当てはまります。「何から始めればよいのか?」という時点で立ち止まっていたお客様ですね。結果的に、展示場や見学会に行く前に家づくり学校に来たのは正解です。逆に複数の展示場や見学会に参加して来られたお客様も多くいます。「見れば見るほどわからなくなった」といのが理由。「先に家づくり学校に来ておけば良かった」という感想を多くいただきます。
初めての家づくりであれば、知識がないことは当たり前です。展示場に行けば物件見学や営業マンの方から話が聞けるメリットはありますが、それは自社PRであり、客観性からは懸け離れた情報収集をしているだけになってしまいます。
■「価格」や「デザイン」が家づくりの決め手だと思っている
「知識がない」というのは失礼と言われるかもしれませんね。実際、家づくりを検討している方の多くは、「価格」「デザイン」を優先順位の上位にしています。しかし、残念ながら、これは後悔する家づくりにつながる可能性として、大きな要素の一つになってしまいます。
夢のマイホームですから、誰しも素敵なデザインの家に住みたい気持ちはわかります。その家が今の家賃並みの住宅ローンで建てられるのであれば、言うことはありません。しかし、建てて数年は満足感があるでしょうが、2年もしたら当たり前の風景になります。逆にもっと重視しておけばよかったと後悔するのが、暑さ寒さや、光熱費の高騰などによる家計への打撃です。所謂、住宅性能に関する後悔ですね。この重要性を知らずに家づくりを進めるということは、残念ながら「知識がない」と言わざるを得ません。
家づくり計画を始めて間もない方と、既に展示場や見学会など多くの会社を訪問している方の情報量は当然異なります。しかし、不要な情報をどれだけ集めても、結果的に満足度の高い結果を得ることはできません。
情報の量より、質の良い情報を集めるようにしていきましょう。
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