アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2023.08.17
2019.11.02
山根 孝二
一括資料請求の落とし穴・・・
私達が制作している住宅情報誌の巻末に、「資料請求ハガキ」というハガキが付いているものがあります。簡単に言えば、雑誌に載っている住宅会社で気になる会社があれば、パンフレットなどの資料を取り寄せることができるハガキです。この「資料請求」、意味がないことではありませんが、多くの方が使い方とタイミングを間違えているんです。
資料請求で届くのは、一つの住宅会社のPR
ハガキの裏には雑誌に掲載されている住宅会社の名前がチェックできるようになっており、気になる会社をチェックしてハガキを投函するだけで、パンフレットなどの資料を取り寄せることができます。このハガキを使った方は、数日中に住宅会社の資料が届きます。複数の会社に資料請求すると手元には何社もの資料。その中には住宅会社の家づくりについて、図やグラフなどを使ってわかり易く記載されています。でも気づくんです。結局どこの住宅会社が自分達に合っているのか・・・資料を見ればみるほどわからない。
何を比較するための資料請求?
その資料には1つの住宅会社の情報は載っています。施工例の写真や工法の説明、その住宅会社で家を建てたOBさんの声などなど。その住宅会社が自信を持っている家づくりの話だからこそ、載っている情報は全て良く見えるものです。でも、また別の会社の資料を見ると、だんだんそちらが良く見えてくる。この繰り返しで、結局は自分達に合う住宅会社を見つけられないループに入っているんですね。
更に、せっかく良い会社を見つけても「予算的に自分達に建てられるかどおか」なんて、請求した資料ではなかなか見抜けません。とりあえず住宅会社に足を運んでみると想像以上に高くて諦めることも。「自分達には手が届かない家」と自己判断してしまい、住宅会社を訪問する前に諦めてしまうという逆のケースもありますね。
先ずは自分の予算や要望あっての「比較検討」です
結局、自分達が建てたい家づくりのイメージができていなければ、どんな資料を見ても何も結論は出ません。これは先ず住宅展示場に行くという行動にも言えること。家づくり学校に来てくださるお客様の多くは、総合住宅展示場を既に見ておられますが、「見れば見るほどわからなくなってきた」という声がほとんど。それもそのはず、自分達の予算や要望が整理されていなければ良いと思う基準がなく、見れば見るほどわからなくなるものです。
家づくりを進める上で、その手順に「正解」はありません。が、より情報を整理し効率的に理想の住宅会社に行き着くことができれば、無駄な時間を使う必要はありません。せっかく同じ時間を使うなら、契約した住宅会社との打ち合わせに時間を掛け、自分の要望をしっかり形にしてもらえた方が満足度の高い家づくりができるはずです。
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