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家づくり学校福山校

“注文住宅の基礎知識”の記事一覧

2024.04.06

2024.04.10

山根孝二

マイホームを建てる理由を深堀することで、後悔しない家づくりを目指しましょう！

福山校

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家づくりの学校を訪れるお客様には、家づくりを考え始めたきっかけをお聞きしています。子供ができて家が手狭になったというのも理由のひとつですが、本当にその理由で家を建てて良いのだろうか？と考えることがあります。

家を建てる理由、「広い家に住みたい」が全体の３割以上を占めている！

いろいろな数字を見ると、家を建てようと思い始めたきっかけが「広い家に住みたいから」と答えた人が全体の３割を超えています。主な理由は「子供が生まれたから」「荷物が増えたから」のようですが、これは、家づくり学校のお客様に多い理由のひとつでもあります。確かに、１LDKの家に住んでいるご夫婦にお子さんが生まれ、お子さんが大きくなると、家がぎゅうぎゅうになってしまいます。

もっと広い賃貸物件に住み替えませんか？

「もっと広い家に住みたい」、この問題を解決するには「自分の家を建てる」という選択しかないのでしょうか？いいえ、もっと広い賃貸物件に引っ越すことで解決できます。その理由だけで家を建てる必要はなさそうです。

他にも理由があるのではないでしょうか？

具体的に言うと、「賃貸物件では収納スペースが足りない」「賃貸物件では家事動線が不便だから」「賃貸物件では暑い、寒い、結露する」など、賃貸物件では解決しにくい問題がありそうです。これがマイホームを建てたい本当の理由ではないでしょうか？

理由を深掘りすれば、マイホームに「何を求めているのか」が見えてきます

広さが欲しいなら、大きな家を借りればいい！私が言いたいのはそういうことではありません。なぜ広さが必要なのかを考えてみましょう。今の生活で不便なこと、賃貸住宅に引っ越しても解決できない問題を整理すれば、どんな家に住みたいかがわかる。これは、現在賃貸に住んでいる人だけでなく、持ち家の一戸建てのリフォームや建て替えを考えている人にも当てはまるはず。この問題にきちんと取り組まないと、新しい大きな箱の中に物が溢れ、家事動線の不便さにストレスがたまり、冷暖房が効きにくく、結露で不快な思いをする新しい箱を、わざわざ建てるだけの話になってしまいます。

子どもの成長のタイミングと、住まいについて考え始める年齢が重なるのも事実です。しかし、「年齢的なこと」は本当に家を建てる理由になるのでしょうか？家づくり学校で、しっかりお話していきましょう。

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