アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2023.09.21
2023.10.04
山根 孝二
家づくり計画に必要な「正しい情報収集」できていますか?
2023年8月24日、東京電力は東日本大震災で被災した福島第一原発から出た処理水の海洋放出を開始しました。その賛否は様々であり、この場で勉強不足の私が発言することではありませんが、一つの事象に対して、どのような情報を取得しているかによって、その判断は大きく変わるんだと、この処理水放出の件で改めて感じます。
この問題において、特に中国の日本に対する輸入規制はニュースにも取り上げられ、中国人からの日本批判も当然出ていますが、一方、観光で訪れる中国人の方からは「そんなに気にしていない」など、決して批判の声ばかりではないことが、情報番組などでも取り上げられています。その差はどこにあるのか?「人それぞれ考え方は違う」というありきたりの理由ではなさそうです。
ご存じの通り、中国では国の情報統制により、政府にとって都合の悪い情報はインターネットで閲覧ができません。多くの一般市民はその対象になる層ですが、一方、海外に仕事や旅行に行くなど、グローバルに行動できる方々にとっては、中国政府の情報統制は無関係。世界中の情報を簡単に閲覧できるからこそ、自分自身で客観的に物事を判断する意識が芽生えます。この処理水問題についても。
受動的に収集できる情報には、何かしらの力が影響を及ぼしている場合があります。これは家づくりの情報収集についても、同じことが言えます。
受動的な情報収集
「広告宣伝」はその代表的なもの。テレビCMされている商品、サービス、企業は素晴らしい!価値がある!騙される心配はない!と思っていた人が、ビッグモーターで被害にあいました。資金力があるからこそ、大々的に広告宣伝が打てる。その資金力が適正なものか?なんて、見ようとする人、判断できる人なんて殆どいません。
「友人からの紹介」これも受け身の情報ですね。他人が良いと評価したものが、あなたにとって良いとは限りません。
能動的な情報収集
今の時代、調べようと思えば多くの情報を調べることができます。
「口コミサイトなどの★評価」、この情報を積極的に活用している人もいます。どちらかと言えば能動的に情報を取りに行く行動かもしれません。但し、物によってはお金の匂いがするものもありますので要注意。
「展示場や見学会へ参加」などは能動的な行動に見える一方、受動的情報収集(CM、チラシなど)からの行動にもなり得ます。
意図のある、能動的で客観的な情報収集
情報収集で必要なのは、「能動的」「客観性」そして「収集意図」。自ら情報を得るために行動しているつもりでも、結果的に誘導されていることもあります。例えば、展示場に行くことは良いとして、「何をしに行くのか」「何を見に行くのか」という意図がなければ時間の無駄です。そのためには、如何に自分が客観性のある情報を多く収集できているかがポイントになります。「自分の目で見て判断する」ことは当然、その自分の目や思考が偏っていれば、結果的にその判断は偏ります。
客観性のある情報は、住宅会社を100社見学しても身につきません。
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