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家づくり学校福山校

“注文住宅の基礎知識”の記事一覧

2024.01.17

山根孝二

土地購入は思っている以上に難しい⁉土地探しで大切なポイントをセミナーで伝授！

福山校

セミナー・見学ツアー

家を建てるには土地が必要です。だからと言って、素人目線の判断で、気に入った土地に飛びついてしまうと大きな落とし穴にはまってしまいます。家づくり学校では、そんな方々を救うべく、土地セミナーを開催しています。

何を判断するにも、「固定概念」が邪魔をして、冷静な適切な判断ができないことがあります。土地探しも同じです。

南道路が良い？

よく耳にするフレーズだと思います。日当たりを考慮して、南側に道路がある土地であれば、隣接した空間に太陽の光を遮る建物が建つことはなく、安定した日差しを取り込める。。。という考えです。その対象となる部屋はリビングですね。

その通り、安定した日差しを確保するには、合理的な考え方です。しかし、この聞きなれたフレーズを忠実に守ることで、後悔する事態に陥っているマイホーム購入者もいます。南道路のメリット、デメリットを知っておく必要がありますね。

メリット

これは先ほど述べた「安定した日差しの確保」が最大のメリットとなります。東南角地と言われる、東にも南にも道路が通っている土地であれば、東から昇る朝日を取り込み、日中の日差しも安定して取り込めます。西側に家が建てば、きつい西日を遮ることもできます。

また、“資産価値”という面では、坪単価が高くなるのが南道路に沿った土地。周りの状況にもよりますが、一般的にはさきほどの東南角地が一番高い資産価値を得ることができます。これから建てる家を売却する可能性がある方であれば、この部分も考慮しておきたい要素ですね。

デメリット

南からの日差しを、家のどの部屋に入れたいのでしょうか？トイレ？寝室？？？リビングですよね。となると必然的にリビングは道路側に設計されます。土地の広さにもよりますが、道路側に近いリビングにしてしまうとどうでしょうか？もし、その道路が多くの人が行きかう道路だった場合、あなたの家のリビングは丸見え。いずれカーテン閉めっぱなしの生活になってしまいます。プライバシーという観点で見たとき、「南道路」が全てではないという考え方に気づきます。

南道路がダメ！と言いたいわけではありません。安易に「南道路だから」で飛びつくのは危険だということです。

一般的な不動産会社に行けば、南道路のメリットを強調します。日当たりも良く、資産価値が高い方が・・・終の棲家を築こうという方が資産価値をどこまで考えるかによって、メリットになるか、デメリットになるか変わってくることもあります。

逆に北道路でも、プライバシーを守り、日当たりを考慮した家づくりはできます。

土地探しについては、皆さんが思っている以上の落とし穴が隠れています。そんな失敗をしたくない方は、是非、家づくり学校の「土地セミナー」にご参加ください。

【参加費無料】家と土地どちらが先？失敗しない、賢い土地の探し方

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