アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2023.07.26
2019.07.24
山根 孝二
「住宅ローン審査」申込前の確認事項とは
住宅ローンを組もうとする際、事前審査や本審査などの言葉を聞くはずです。ローン審査は二段階で行われ、本審査が正式な申し込みとなります。“審査”なので、状況によっては借入不可や、借入額の上限が制限されることもあります。
事前審査でチェックされること
住宅ローンを申し込む際、本審査の前に事前審査を行うことにより、ローンで希望額を借りることができるのかを審査してもらいます。流れとしては、
- 「個人情報の取り扱いに関する同意書」に署名・押印
- 金融機関が申込者の一定の個人情報をチェックする
全国銀行個人信用情報センターという機関は、下記の様な個人情報を管理していますので、署名・押印で同意することで情報が照会されることになります。
- 「取引情報」・・・ローンやクレジットカードなどの契約内容や返済状況を確認
- 「返済履歴情報」・・・残高情報や入金の履歴情報を確認
- 「照会登録情報」・・・金融機関等から照会があった履歴を確認
おもな情報は上記のようなもので、支払いが滞っているものがあれば、ばれないと思っても「取引情報」によって確認されてしまいます。その結果、思っていた予算で家を建てることができなくなることも。
「照会登録情報」で判断されること
「照会登録情報」によって、過去に金融機関があなたの個人情報にアクセスしたかどおかを確認することができます。つまり、今現在審査を受けている金融機関が、他で審査をした履歴があるかを確認することができます。この履歴により、金融機関は様々な判断の仕方をします。
例えば、他の金融機関を通して審査が通らなかった場合、その履歴を見た時点で次の金融機関での審査はより厳しいものになり、ローンが通りにくくなる場合もあります。
逆に最近審査をした履歴があると、他金融機関より早く審査を通すことで申込をもらえる可能性が出てきます。そんな場合、急いで審査をしてくれるという部分もあるようです。
住宅ローンとは与信取引を行うということ
あなたの“信用”によって住宅ローンで借入できる可能額が変わります。つまり、あなたの信用でお金を借りるということ。今現在、多額の借金を抱えている人に、安心してお金を貸せますか?過去にお金を貸したけど、なかなかお金を返してくれなかった人に、またお金を貸せますか?こんな常識的な部分をチェックされるのが住宅ローン審査です。自動車ローンが残っている人は一括して返済しておくなど、与信枠を整理しておきましょう。
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