アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2023.07.26
2019.07.04
山根 孝二
過去から学ぶ安全・安心家づくりの一工夫
昨年の西日本豪雨から、もうすぐ1年が経ちます。まだ完全に元の生活に戻っていない方も多いと思います。あの日以降、家づくり学校へ来店される方からは「とにかく安全な土地がいい」という声を多く聞きます。
100%はない
山沿いにいけば土砂崩れ。海沿いにいけば津波。川沿いにいけば河の氾濫。平地でも地震がきたら安全とは言えません。絶対安全ないというのが正直なところです。それでも危険を回避しようと、なるべく多くの情報を調べて安全に暮らしたいのが、これから家づくりを考えられる方々の思いです。
こんな事例も
昨年の豪雨で浸水したエリアでは、この数年で建てた家はほぼ浸水しましたが、昔から住む古い家は浸水を免れたという事例を聞きました。どおやら、一昔前に同じような豪雨による洪水の経験があり、それを経験して建て替えた家では少し高めに土を盛るようにしていたようです。その甲斐あって、昨年の豪雨でも被災しなかったという例もあるようです。
どこに家を建てるか・・・希望のエリアをしっかり調べ、過去災害のあった地域ならそれを経験した方が対策をしているかもしれません。
どんな家を建てるか・・・過去に大震災を経験している地域では、耐震の意識が高い家づくりをしています。その経験があるのに、この福山・備後エリアでは必要のない経験なんでしょうか。
過去の経験を少しでも自分達の家づくりに活かす・・・とても大切なことです。広島の方が北海道よりヒートッショックを起こす家が多い。これもそんな過去のデータ(経験)の一つです。活かすべきではないでしょうか。
しかし、土を盛ることも費用が掛かります。耐震を上げることにも費用が掛かります。断熱・気密の性能を上げることも含め、命を守ることには正直お金が必要な部分はあります。そんな中「安いから」「営業マンが良い人だから」で決める家づくりでは、大切な家族の命を守ることができないと私は思います。
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