アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2023.08.17
2019.05.21
山根 孝二
【実例紹介】家事動線を考えた後悔しない家づくり
アパート暮らしをしていると、「ここに収納があれば・・・」「洗濯機置き場の近くに物干しがあれば・・・」などの不満を抱えながら生活をしている方も多いのではないでしょうか?せっかくマイホームを建てるなら、そんな不満を解消できる間取りの工夫をしたいですよね。なるべく家事を楽にこなせれば、空いた時間を有効に使える、快適な生活をすることができそうです。ちょっとした無駄を省き、機能的な間取りを考えるヒントをご紹介します。
家事動線とは
部屋と部屋、設備と設備などのつながり方によって、行動範囲は半分にも三分の一にもなり得ます。機能的なつながりを考慮して動線を構築するのが“家事動線”です。
キッチンと設備・家電の位置
シンクたコンロ、冷蔵庫など、様々な設備が混在するキッチン。ご家庭によっては一番利用頻度が多く、一番無駄が生じている場所かもしれません。一直線上に家電や設備を並べると端から端までの無駄な距離が発生する場合もあります。円形や三角形を意識した動線を考えると解消されそうですね。冷蔵庫などはドアの開き方次第で、どおしても邪魔になってしまうこともあります。電気屋さんで購入する際、動線を意識して冷蔵庫選びをしましょう。
トイレ・風呂・洗面台
トイレがお風呂の近くにあると、特にお子様などにとっては嬉しい間取りです。しかし、年ごろのお子様やお客様などがいる場合、時に使いにくい動線になってしまうことも。目線などを考慮した工夫も併せて検討したいところです。また、掃除をすることを考えると、収納スペースとの位置関係も気になりますね。
洗濯から収納まで
“洗濯”と一言で言っても、一連の動きには様々な動作が発生します。洗濯をしたら干す。干したら取り込む。取り込んだら収納する。もちろん連続した流れではありませんが、それぞれの距離感は考慮するポイントとなります。洗濯機は1F、干す場所は2Fのベランダ・・・では、階段を上り下りする体力と時間が掛かります。洗濯物を取り込んだら近くに収納スペースがあれば便利ですよね。家族の部屋ごとに収納スペースを分けるより、家族まとめてスペースを設けておくのも非常に効率的と言えます。
動線を考慮した間取り一例
キッチンからパントリーを通って洗面に移動できる間取り
キッチンからパントリーを通って洗面に行ける上、そのまま玄関・リビングと回遊できる動線が魅力です。
このご家庭はお客様が多く、来客時にリビングを通らなくてもキッチン、パントリーに買い物袋を運べるよう、奥様のご希望で動線を考えました。生活スタイルによって、何を優先するかで様々な動線の考え方がありそうです。皆さんの家で叶えたい動き、現在のアパート暮らしで不便を感じていることをしっかり整理して、マイホームを建てる際には快適な動線を実現してください。
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