アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2023.08.17
2019.02.20
山根 孝二
「家が狭い」はマイホームを建てる理由になる?
最近は丸みのある形のメガネが流行っているようで、年甲斐も無く、そんなメガネにチャレンジしているアドバイザーの山根です。家づくり学校にご来店いただくお客様には「家づくりを考え始めたきっかけ」をお聞きしています。その中には「子どもが生まれて家が手狭になった」という理由がありますが、本当にその理由で家を建ててしまうの?と思うこともあります。
家を建てるきっかけ「もっと広い家に住みたい」は全体の3割以上!
様々なデータを見ると、家づくりを考え始めたきっかけが「もっと広い家に住みたい」という類の方は、全体の3割以上を示しています。「子どもが生まれたから」「荷物が増えてきたから」という理由が主なようです。家づくり学校のお客様でも多い理由の一つですね。確かに、1LDKに住んでいるご夫婦にお子様が生まれ、お子様が大きくなってきたら手狭になるのも当然です。
広い賃貸に引越しでは駄目ですか?
「もっと広い家に住みたい」この問題を解決するには「マイホームを建てる」しかないのでしょうか?いえいえ、もっと広い賃貸に引っ越すという手段があります。1LDKから2LDK、3LDK・・・と広い賃貸物件を探せば解決できます。この理由だけで家を建てる必要はなさそうですね。
他にも理由がありますよね?
「賃貸では収納スペースが足りない」「賃貸では家事動線が不便、工夫できない」「賃貸は暑い、寒い、結露する」など、具体的に出せば賃貸物件では解決が難しいものがありそうです。あなたがマイホームを建てたいという本当の理由はそれではないでしょうか?
理由を深堀していくと、マイホームに求める「要望」が出てきます
広さを求めるなら広い賃貸でいい!と言っている訳ではありません。なぜ広さが必要なのかを整理してみましょう。今の生活で不便に感じていること、賃貸に住み替えるだけでは解決できないことを整理していくと、自分達がどんなマイホームに住みたいのかが見えてきます。これは、現在賃貸にお住まいの方に限らず、所有している一戸建てのリフォームや建て替えを検討している方にも言えることですね。これをしっかり解決しなければ、物が溢れ、家事動線も使いづらく、暑い・寒い・結露する、大きな新しい箱を建てるだけです。
お子様が大きくなるタイミングと、年齢的にマイホームを検討し始めるのが重なる時期であるのも事実ですよね。但し、「年齢的に」という理由が本当に家を建てる理由になるのかどおか。ここも家づくり学校でしっかりお話をして解決していきましょう。
そして、私のメガネ姿を見て「素敵ですね」と、嘘でもいいので言っていただけたら幸いです。
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