アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2023.07.26
2018.08.18
山根 孝二
窓の性能!シェードの活用が効果的!?夏のエアコン省エネ住宅!
エアコンをつけても温度計の温度がなかなかエアコンの設定温度にならない。特に真夏や真冬にそんな経験をしている方は多いのではないでしょうか?そんな状況を解決するにはエアコンを買い換えるだけでは十分ではありません。ポイントは家と窓の性能です。
本日は、家づくり学校のバスツアーで工務店さんの家づくりを体感してきました。1件目に見学したのは高気密・高断熱の家づくりをされている工務店さんのモデルハウス。北欧風のデザインを取り入れ、家具は地元府中の府中家具で揃えた素敵なモデルハウスでした。
「住宅展示場やモデルハウスを見学するなら真夏と真冬」特に性能の高い家づくりをしている住宅会社さんからそんな台詞をよく聴きます。しかし、当然どこのモデルハウスに行っても夏は涼しく、冬は暖かくエアコンを効かせているはずですよね。
そんな時、以下の様な質問をスタッフの方にしてみてください。
「エアコンは何台稼働していますか?」「何畳ようのエアコンですか?」
更に温度計が設置してあるモデルハウスなら、「エアコンの設定温度見せてください」
私達が本日見学したモデルハウスは、温度計24.1℃、エアコン設定24℃。その差0.1℃しかないことを確認しました。これが何を意味するかお分かりですよね?エアコンの性能をフルに発揮できているからこその現象です。近年、エアコンの省エネ性は格段によくなってきました。それでも窓を開けっ放しにしていては当然エアコンは効きません。窓は閉まっていても、壁の中の断熱材が隙間だらけであれば同じこと。家の性能の大切さを改めて体感させていただきました。
リフォームなどを考えられている方であれば、壁の中までお金を掛ける費用がない・・・とお困りのかたもいることでしょう。そんな方には「窓」の大切さを知っていただきたい。家の中で一番熱が出入りするのがこの「窓」ということはご存知でしょうか。冬は部屋の暖かい熱が5割近く外へ、夏は外の暑い熱が7割近く家の中へ出入りしています。
こちらのモデルハウスでは窓の外側と内側に日よけシェードを取り付けてありました。夏場の強い日差しを極力家の中に入れない有効的な方法です。おススメは外側のシェード。内側のシェードも効果はありますが、窓とシェードの間に溜まった熱が徐々に部屋の中に入ってくるため、外側のシェードで熱が窓を通る前に遮断した方が、より熱の侵入を防げるそうですね。
ここまでくると窓本体の性能の重要性もご理解いただけるはず。窓ではペアガラスやトリプルガラスなど、複層ガラスが効果的なんですが、そんな中、このモデルハウスには何と一部5層ガラスを採用。2年前のモデルハウスオープン時には”日本初”どころか”世界初”の5層ガラス採用住宅だったそうです。
携帯電話のライトをあててみると、確かに5つの層が確認できました!
断熱材が入った壁と同じぐらいの断熱効果なんだそうです。但し、5層ガラスの金額は一般住宅で採用するにはまだ現実的でないレベル。窓の重要性を知っている住宅会社ではトリプルガラスまではおススメするところが多いですね。
省エネを考える時、省エネ家電を買ったり、小まめに電気を消したり、そういう考えは決して無駄ではありませんが、そもそも家で失われているエネルギーを抑えることができれば省エネ生活が成り立ちます。そのためにできることの一つとして窓!更に家全体の性能を上げることが大切ですね。
そんな家づくりに興味のある方は、家づくり学校でポイントをお伝えします。お気軽に家づくり学校をご利用ください!
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