アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2023.08.17
2022.03.25
山根 孝二
【山根の建物探訪!】何のための展示場見学?
住宅展示場や完成見学会など、住宅会社の家を見学できる方法はいくつかありますが、皆さんは見学した物件で何を見て、何を学んでいますか?「キッチン素敵!」「床の素材が素敵!」この程度では、見学する意味はありません。
先日、クレバリーホーム福山店のモデルハウスを見学させてもらいました。素敵な外観、素敵な内観、間取り・・・モデルハウスなので当たり前です。
そんなことより思ったのは「この会社の家づくりに対する考え方がよくわかる」モデルハウスだということ。
学べる
こちらのモデルハウスには、様々な展示物があり、視覚を通して家の性能や省エネ性の大切さが学べるようになっています。
クレバリーホームと言えば「タイル」(写真左)。通常のサイディングに比べ傷や汚れに強く、30年でも40年でもメンテナンス無しでも十分綺麗。ドライバーでゴリゴリ削ってくれるので、その丈夫さは本物だとわかります。
換気システムや断熱についても、スケルトン状態の展示物があります。その仕組みを知ることで、なぜ住み心地や健康、省エネに影響するのか、言葉と視覚で学ぶことができます。
体感する
寒い時期は峠を越えましたが、寒い冬や暑い夏は最適の体感シーズンであることは、家づくり学校のブログの中でも当たり前になっています。過ごしやすい春や秋であっても、例年より寒い・暑い日であれば、当然体感してもらいたいところです。
ここでは更に体感できるものがありました。『震度4』の地震が体感できるんです。
玄関先にあったこともあり、見た瞬間「体感させてください!」とお願いしました。地震体験+制震ダンパーの効果を体感できるものです。
見えにくいですが、私の手前にはテーブルがあり、色付きの水が入ったグラスが固定されています。「スタートしまーす」の声でグラグラと動き出しました。座っていることもあり怖いと感じるほどではありませんが、グラスの水は大きく揺れています。「制震ダンパー作動させまーす」の合図で揺れがピタッ。。。完全に治まっていませんが、揺れとの差からすると止まったと錯覚するぐらいの程度です。最近ちょっとしたむち打ち症状のある私の首でも大丈夫でしたよ(笑)
制震ダンパーに限らず、知っているだけの知識と、その効果を体感している知識では大きな差があります。見た目の素敵さを見るための見学より、その会社の考え方や、これからの住宅に必要な考え方を”学んで体感できる”そんな場所こそ、これから満足度の高い家づくりがしたい方にとっては重要です。
家づくり学校では、先ずは大切な知識を”学び”、その後”体感”する場所をご提供しています。
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