アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2023.08.17
2021.12.03
山根 孝二
【山根のひとりごと】そもそも「家」って何?
家づくり学校でアドバイザーをして7年近く。住宅性能の大切さなど、家についてお客様にお話をしている立場ですが、そもそも「家」って何だろうと思い調べてみました。
漢字「家」の意味
漢字として「家」の意味を調べてみると・・・(goo国語辞書 より)
- 人の住むための建物。すまい。家屋。
- 自分の住んでいる建物。うち。自宅。
- 夫婦・親子・兄弟など血縁の近いものが生活を共にする小集団。家庭。所帯。
- 祖先から代々続いてきた血族としてのまとまり。また、その伝統的な名誉や財産など。家名。家督。
-
㋐家族集団の置かれている社会的地位。家柄。「学者の―に生まれる」 ㋑特に、よい家柄。
- 民法旧規定における家制度で、戸主の統轄のもとに、戸籍上一家をなしている親族の団体。
- 妻。
- 出家に対して、在家。在俗。
何となく理解していた意味でも、このように書き出してみると面白いもの。
”家づくり”と一言で表すのは簡単ですが、「祖先から受け継いだ家系や家柄」をつくる(継承する)という意味で捉えると、自分たちの価値観だけで、安易に「雨風凌げる箱をつくる」だけの話ではいけない気がします。
漢字「家」の成り立ち
ついでに漢字の意味も調べてみました。
ウ冠の下に「いのこへん(豕)」という部首。「いのこへん」は猪や豚の頭や足、尾の形を示しているようです。諸説ありますが、昔はこのような動物を、祖先を祭る建物に生贄(いけにえ)として捧げていたのだそうです。
人が住むだけの建物という概念より、神聖な建物という意味があったようですね。
だからこそ、「地鎮祭」などの神様を祭る儀式があるのも納得です。
「マイホーム」と書けば、ここまで気にする必要はないのかもしれませんが、日本の地で建てる「家」だからこそ、その意味を知り、アドバイザーとしてお客様に向き合っていこうと改めて思いました。
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