アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2023.08.17
2021.06.02
山根 孝二
見える結露、見えない結露。家づくりで大切な結露対策。
例年より早く梅雨に入りましたが、本当に梅雨なのかわからない天気が続いています。この時期に気になるのはやはり「結露」。
結露の原因はご存じの通り”温度差”!
暖かい空気が冷え、空気中に含むことのできる最大の水蒸気量(飽和水蒸気量)を超えることで、水(水蒸気)が溢れ出すという現象です。
飽和水蒸気量は温度が高いと多くなります。よって、冷えて温度差があればあるほど飽和量が少なくなり、溢れ出す結露の量は多くなるわけです。
結露が出る人目に付きやすい場所と言えば「窓」ですよね。窓に発生した水分が滴り落ち、窓枠や壁などがカビているご家庭もあるのではないでしょうか?
それよりもっと怖いのは壁の中で起こる結露。壁内結露です。
この結露の原因も温度差。。。と一言では言えません。もちろん温度差も原因の一つ。但し、それを解決するだけでは壁の中の結露は抑えることができません。
そもそも湿気を通さない。湿気が入ることを想定して空気を流すなど、様々な要素を複合的に活用して結露を抑えます。
やはり経験値のある住宅会社でなければ、そのノウハウはわからないですよね。
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