アドバイザーブログ
家づくり学校 高松校
2024.10.29
2023.04.05
小西 真美
【建物見学】高性能パッシブハウスを体感!
時間が経つのも早いもので、もう4月です!寒い季節が苦手な私には、多少は過ごしやすくなりましたが、大好きな真夏の到来が待ち遠しいです。
本日は先日訪問した「高性能パッシブハウスの平屋」をご紹介します!同社の家づくりは徹底して現場施工を高めることをモットーにされており、いい加減な施工は許さないという強い心情をお持ちです。
約90坪の敷地に延床35坪の平屋住宅です!香川県では依然としてニーズの高い平屋住宅。シニア世代に限らず、30代ファミリーでも希望される方が多いです。
敷地が広いので玄関土間収納も十分なスペースが確保できています(下屋部分)。軒も一間(1.82m)程とれているので、夏場の陽ざしもシャットアウトしてくれます!冬場は逆に暖房エネルギーとしてしっかり取り込んでくれます。
外観は塗り壁もあり和の要素がありますが、室内に入るとシンプルナチュラルテイストにまとめられています。和モダンと表現する方もいるかもしれませんね。LDKは17帖あり、小上がりの畳スペースと書斎スペースが併設されているので、より開放的な空間に感じます。
玄関収納以外はすべて造作建具や収納ですので、まさにオーダーメイドの注文住宅ならではですね。畳の下もバッチリ収納スペースです!
パントリーも十分なスペースを確保。何やらキッチン換気扇の対面にも換気扇のようなものがありますが、こちらは「差圧式給気口」といいます。C値が0.1という超高気密住宅なので、レンジフードを運転した途端に急増する排気量に対して給気口から取り入れる空気量が不足すると、室内が負圧状態に陥りドアや窓が開かない現象が発生します。
「差圧式給気口」は負圧を感じるとダンパーが開き空気(外気)を取り込んでくれ、室内空気環境のバランスを整えてくれてドアや窓が開かない現象を抑制してくれます。逆もしかりで、強風時に予定量の給気をオーバーする場合にも自動的に給気量を調整してバランスを保ってくれます。
こちらは洗面・ランドリースペース!十分なスペースが確保されているので家事もしやすいですね。
廊下の先(一番奥)収納上部にコンパクトタイプのエアコンを1台のみ設置されるようです!平屋住宅とは言え、高気密・高断熱+パッシブ設計だからこそできる技ですよね。
真冬ではないので室内の暖かさを体感することはできませんが、実際の広さや動線、素材、デザイン、空気感、匂いなど、現地に行かないわからない情報を得ることができました!体感がすべてですね。
ご多忙の所、色々と勉強させていただきありがとうございました。
見学訪問の前にすること!!
家づくりの基礎知識をつけ、見学訪問することが最適です。何もわからずに闇雲に回るのは危険ですよ!毎週末セミナーを開催していますが、個別相談でも同様の内容をお伝えできますので、是非お気軽にご利用くださいね。
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