アドバイザーブログ
家づくり学校 岡山校
2024.01.13
2024.01.10
髙田 万喜子
元旦からのニュース
家族が顔を合わせるお正月
コロナの影響もほとんどなく、やっと大手を振って家族や友人との再会とともに新年をお祝いできる2024年元旦。夕方のニュースに本当に大きなショックを受けました。お正月早々なんとも言えない気持ちになったのは私だけではなかったはず。
一夜明けて
闇夜で分からなかった状況も夜が明けてしだいにまわりの状況が見えるようになると、多くの家屋が倒壊した様子が映像に映し出されました。
普段家づくり学校では、耐震等級1ではなく、1の1.5倍強い耐震等級3にしてくださいとお話をさせていただきますが、能登地方での倒壊している家屋の映像には歴史を感じる旧家が多いように感じました。ということは新耐震等級(1981年5月31日)となる以前に建てられたお家。やはり新耐震の基準ができる前の建物では大きな地震で多くの被害が出やすいことに恐れを感じました。
一方ニュースでは、石川県珠洲市では新耐震基準であっても半数の木造家屋が全壊ということが現地の調査で分かったそうです。いったい耐震等級は何だったのだろうか?
耐震等級が1であれば、建築基準法における最低限の耐震性能は担保されています。例えば震度6強~7レベルで揺れても、倒壊せずに人のいる空間を確保でき人命が守られているという観点から決められています。けれども、1度目の揺れで倒壊はしなくても、2度、3度と繰り返し揺れたとき、大きな被害を受ける可能性があるということです。
熊本地震では震度7の揺れが、立て続けに2回起こったが、1度目は耐えたが2度目の地震で倒壊した住宅も多数あった中、等級3の住宅は2度の震度7に耐えていたということが、専門家の調査によって明らかになっています。
今でも耐震等級1のお家は作られています。
各地で大きな地震のニュースが流れても、新築であってもいまだに耐震等級1での家づくりはされています。そもそもの地盤によっても完全に災害を防ぎきるということは難しいかもしれませんが、知らないままで家づくりをされるのではなく、これからの家づくりが安心安全な住まいとなるように、できる限りの知識を身に着けて家づくりをしていただきたいと感じております。
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