アドバイザーブログ
家づくり学校 高松校
2024.10.29
2016.09.05
小西 真美
高断熱と省エネ設備を活用した家づくり
台風がまたも嫌な進路で、今度はこちらへ向かっております。列島各地での自然災害による被害状況をみると、改めて家づくりの中身についても考えさせられます。
さて本日は、「高断熱と省エネ設備を活用した家づくり」と題して、家づくりレポートをお届けします。
前回のレポート「ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)」でも、一部同様の内容が含まれておりますが、2020年に省エネ住宅が義務化されます。
▲国の進める低炭素社会へ向けてのロードマップ
平成25年10月1日に改正省エネ基準が施工され、国土交通省・経済産業省・環境省が設置する「低炭素社会に向けた住まいと住まい方推進会議」は、「2020年までにすべての新築住宅を対象に新基準への適合の義務付ける」ことを決定しました。これからの家づくりは、高断熱と省エネ設備が必須になるということです。
断熱材の厚み(標準値)で比較すると、2020年移行の家づくりの違いがわかりやすく見えてきます。
〇省エネルギー等級3(現基準) 壁に31mm、天井に46mm
〇省エネルギー等級4(次世代基準) 壁に84mm、天井に152mm
その差は実に約3倍です!!
また、旧基準は建物の外皮の断熱性能だけで評価するものだったのに対し、新基準は新しい計算方法を採用した外皮の断熱性能に加え、「一次エネルギー消費量」の2つの物差しで評価されます。
一次エネルギー消費量とは、冷暖房、換気、照明、給湯などの設備機器の性能から算出されるものです。
こういった内容は、頭では理解できても、やはり体感しないとわからない!ということで、つい先日、この省エネ基準に適合した住宅を見学してきました。
▲明るい開放的なリビング
▲気密・断熱性能が高い家での吹き抜けは冷暖房効果アップで省エネに!
▲ダイニングキッチン
▲制震ダンパーとロックウール断熱
▲樹脂窓で健康&ローエネな暮らしを実現
▲樹脂窓で、室内外の温度差で生じる結露を軽減
見学したのは8月でしたが、エアコン無しの状態で快適に見学を楽しむことができました。
家づくり学校では、これからの家づくりについての内容の他、適正な借入額やハウスメーカーと工務店の違い、住宅会社や建物の見極め方、土地探しの賢い進め方など、基本知識をセミナーや個別相談でお伝えしています。
〇家づくりの基礎セミナー「知って得する家づくり!会社選び、まるわかり講座」
是非この機会に一緒に勉強しましょう!皆様のご参加をお待ちしております。
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