アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2023.08.17
2018.02.23
山根 孝二
結論は 温度差あったら 結露する
アドバイザーの山根です。韻を踏む素晴らしい五・七・五の俳句をタイトルにしてみました。下手すぎますね(笑)
お客様に「お住まいは結露していますか?」と質問すると、当たり前のことですがほぼ100%に近い確率で頭に浮かぶのは“窓の結露”です。しかし窓の結露なんて、タオルで拭いて窓を開けて換気するぐらいで解消されるもの。いい気分はしませんが大したものではありません。ここで言う『結露』は壁の中の結露のこと。窓で結露が起こる住宅では高い確率で壁の中の結露、つまり壁内結露が起こっています。
結露が起こるメカニズム。恐らく皆さんご存知かと思いますが「温度差」なんです。更に言えば「湿度」という条件も絡んできます。湿度を含んだ暖かい空気が、外気から冷やされることによって生じる温度差が結露をつくっているという原理。特に窓やサッシ部分は熱の出入りが多い部分なので、皆さんがよく見る結露の代表的な場所ですが、壁の内側でも起こっているんです。
壁の中には断熱材があり、その断熱材が結露(湿気)で腐ってくるとカビやダニが繁殖し、ダニの死骸や糞などがハウスダストとして人間の体内に・・・これ以上は恐ろしくて書けません。
じゃあどおしたらいいの?換気や空気を動かすことが重要です。常に窓ガラスに風を吹きかけて空気を動かしておくことも有効ですが、家の中と外の空気を入れ替える『換気』が一番効果的です。
じゃあ効率的な換気の考え方は?家づくり学校で勉強しましょう!
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