アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2023.08.17
2022.02.21
山根 孝二
【山根のひとり言】家は学んで建てる時代!?
最近は、家づくり学校のような客観的な視点を持つ場所で、家づくりの流れや予算の考え方など、先ずは家のことを学んでからスタートする方が増えています。一方、学ぶことは良いことですが、本当に必要な知識を学べているのか、客観的に見てみる必要があります。
「家づくりの流れ」や「予算の考え方」を学ぶのは当たり前
例えば、「土地探し」と「住宅会社選び」どちらを先に進めるべき?これは知っておかなければ損をしたり、家づくりそのものをバタバタと進めることになり、失敗する可能性が高くなる知識の一つです。家づくり学校でも当然お話をしますが、ホームページなどにも掲載されている、言わば『当たり前』の知識です。
「予算」についても、今の時代、自分の年収からいくら借り入れができるのか、一般的に使える無料のシミュレーターなどを使えば、簡単に計算することはできます。但し、重要なことは「借りることができるMaxの予算」ではなく「返せる予算」を軸に住宅会社選びを進めること。住宅会社から強い営業をかけられると、分かっていても適正以上の予算を組む方が多いのが事実ですが、これも少し冷静になれば分かること。冷静に、客観的になれない方は、家づくり学校のような場所で相談されることをおススメします。
本当に知って欲しいのは「今どきの家」「これからの家」
ここは、なかなか教えてくれる所がありません。
「省エネ住宅」というワードは、皆さんも当たり前のように知っているはずです。昔ながらの風通しの良い家では、月々の光熱費が高くなりますが、”今どきの家”はエアコンの効きがよく、更に、エコキュートなどの高効率給湯器などが普及していることから、かなりの省エネ性が実現できています。
・・・ここまでは『当たり前』の知識ですが、誤解のないように記したいのは、省エネのレベルは建てる住宅会社によって大きく異なるということ。エアコン1台で冬も夏も快適に暮らせる”これから主流になる家”の存在を、多くの方は知りません。
「家の性能が上がれば、健康に暮らせる家になる」、これも多くの方は知りません。数ある性能の中で、どの性能を上げればいいの?壁や床の素材に気をつけるだけでいいの?そんな家を建てることができる住宅会社はあるの?
マイホームを建てる多くの方は「家づくりの素人」。家づくりのことなんて知らなくて当たり前です。但し、満足度の高い家づくりができた方の多くは、先ず、適切な家づくりの勉強からスタートしています。
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