アドバイザーブログ
家づくり学校 松山校
2018.09.28
2018.09.26
門田 章
地震に強いお家づくり!「耐震等級」について学ぶ!!
周知のとおり、日本は地震大国です。我々、瀬戸内海沿岸地域の住人である愛媛県民にとっても他人事ではありません。約20年前の芸予地震は記憶に新しいところですし、南海トラフ沖巨大地震も2018年現在、今後30年以内の発生確率が80%と決して見過ごせない状況になっています。
お家づくりの相談で家づくり学校に来場される皆様には、すべからく地震対策が必要とお伝えしておりますが、このブログでも改めてその重要性をお伝えしたいと思います。
図解:地震に対する強さ(耐震等級)の上げ方!
・・・と堅苦しい感じで書き始めましたが、ココからは画像を踏まえて、できるだけ分かりやすくお伝えしていきたいと思います!
どどん!と登場したのは、家づくり学校でもお見せしている「在来工法(ざいらいこうほう)」の模型です。 ※イメージです
在来工法における基本的な構造(基礎の上に乗る「土台」、2Fの床を作るための土台「胴差し」、そして「柱」)の見本ですね。
しかし、このままだと地震に弱い。グラグラッと来たら、クシャッと潰れてしまいます・・・。
なので!
「筋交い(すじかい)」と呼ばれる部材を柱の間に入れて補強します。
これで「耐震等級1(相当)」です。現代の建築基準法での最適基準ですね。 ※イメージです
ただ、これはあくまで「強い地震(震度6強)が来た場合、『一度だけ』は耐えることができる」基準です。一説には南海トラフ沖大地震の予測は震度7強(!)とのこと。さらには最近の震災を見るに、複数回やってくる可能性もあります。非常に不安ですよね・・・。
では、どうすればよいかというと・・・
「耐力面材(たいりょくめんざい)」を使って、さらに補強します!※画像は単なる木材ですが、実際は別のものを利用します。
これを・・・
このように・・・はめ込みます。
「筋交い」と「耐力面材」を合わせて「耐震等級3(相当)」の完成です!! ※イメージです
地震に強いお家づくり(耐震等級をアップする方法)は、ざっくりとこんな感じになります。もちろん、実際はもっと細かな設計・計算でもって行いますので、あくまでもイメージということで覚えておいてくださいね。
今回ご紹介した「耐震」以外にも、お家づくりにおいては「快適性」や「省エネ性」、「耐久性」といった基本性能をバランスよく追求していくことが、失敗しない家づくりのための秘訣になっています。
しっかりと知識を身につけ、後悔が無い家づくりを!!
家づくりで後悔したくない方は、ぜひ「家づくり学校」にお越しください!
ま家づくりについてゼロから学びたい方に向けても「失敗しないお家づくり」を学ぶためのセミナーを毎週末、開催しております。
セミナーの他、お客様のご都合の良いお時間に合わせた個別相談も随時ご予約受付中。個別相談では毎週末に開催しているセミナー内容を、マンツーマンでお伝えすることも可能です。
キッズコーナー、授乳室、おむつ交換台もご用意していますので、お子様連れの方もお気軽にお越しください!
その他、家づくりに関する疑問や質問はどんなことでも「家づくり学校 松山校」へ!皆様のご来校を心よりお待ちしております。
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