アドバイザーブログ
家づくり学校 松山校
2018.07.29
門田 章
【体感バスツアー】築100年の古民家再生。
家づくり学校、定例のバスツアーレポート!
後悔しないお家づくりを実現するために必要なこと。その一つに「自分達の要望をまとめること」があります。ただ、自分達だけで本やネットで調べるだけでは限度があるのも事実。そういった時ぜひオススメしたいのが、モデルハウス(or構造現場)の見学訪問です。
家づくり学校では定期的に「体感バスツアー」を実施しております。午前中は建築のプロを招いて座学で家づくりを勉強し、午後には参加者でチャーターバスに乗り合わせてモデルハウス(or構造現場)を見に行こう!という人気の企画です。
夏真っ盛りの7月下旬。今回は東温市に居を構え、リフォームから新築工事まで幅広く手掛ける老舗工務店「藤岡萬建設」の社長を招いてのバスツアーを開催いたしました。
聴きどころ&見どころ満載だったセミナー&バスツアーのレポートをお届けします!!
時代に応じて変化するお家づくり。普遍的な成功の秘訣とは?
午前中は座学です。軽妙な語り口でセミナーをされる藤岡社長。
「耐震等級は構造計算でズバッと出せます。ただ、計算方式も色々とあって、垂直強度を考慮しない出し方もあるので注意が必要ですよ!」
「断熱と気密は表裏一体です。ただ、断熱も高い材質のものを使えば良いかというと、そうではありませんよ?適材・適所で使うことが大事。そして何よりも丁寧な施工が、気密には欠かせませんよ!」
「住宅構造ではポジショントークには注意しましょう。特に『△△より●●の方が強いですよ!』という言葉。例えば木材なら集成材と無垢材。断熱材なら繊維系と樹脂系。ただ、重要なのは『何処にどのように使うか?』ということですよ?!」etc
穏やかな雰囲気とは裏腹に、ココまで言うんだ!と圧倒されることもしばしば(汗
あっという間の2時間でした。
お昼休憩を挟んだ後は、バスに乗って古民家再生の構造現場見学ツアーに出発です!
住宅の良し悪しは大工さんの腕次第!それを強く感じた古民家再生の現場。
「曲がり梁(まがりはり)」といわれる、木材の形そのままを活かした梁構造。
見学に訪れた我々の度肝を抜いたのは、2Fに上がってすぐ、天井に見受けられた天然木材を使用した梁。今ほどの構造計算も無かった時代に、これだけのものが作られていた事実が、まず驚きです。
20年前の芸予地震は記憶に新しいところですが・・・それ以外にもあった幾たびの地震にも耐えたということですから。古今東西、大工さんの腕の良し悪しが、住宅の良し悪しに直結するということなんですね~!!
こちらは床下部分。水平を出すためにも、基礎からジャッキアップをしていました。この辺りは流石に昔のままとはいかなかったようですが、それでも100年も持ってましたからねぇ・・・丁寧な施工、恐るべし、です。
見学された皆さんも、非常に熱心に藤岡社長に質問をされてらっしゃったのが印象的な構造現場見学でしたね。参加者の皆さん、お疲れ様でした!!
体感ツアーの参加は、随時受け付けております!
ただし、家づくりの基本を知らずして見学を重ねていくと、殆どの方は「見れば見るほど迷ってしまう」状況に陥ってしまいます。
そこで「家づくり学校」では「後悔しないお家づくりをするための住宅会社見極め術」や「失敗しない、賢い土地の探し方」について学べるセミナーを、定期的に開催しておりますので、まだの方はこの機会にぜひ一度ご来場ください。
また、お客様のご都合の良いお時間に合わせた個別相談も随時で受付中。個別相談では毎週末に開催しているセミナー内容を、マンツーマンでお伝えしています。
キッズコーナー、授乳室、おむつ交換台もご用意していますので、お子様連れの方もお気軽にお越しください!
その他、家づくりに関する疑問や質問はどんなことでも「家づくり学校 松山校」へ!皆様のご来校を心よりお待ちしております。
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とは?
「家づくり学校」は家づくりを考えるあなたのための学び舎。家づくりの基本的な知識を身につけ、 実際に建物を体感することにより、自分にぴったりの家づくりパートナーを見つけていただくサービスです。
家づくり学校について詳しく見るこの記事を書いたアドバイザー
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