アドバイザーブログ
家づくり学校 松山校
2019.09.27
2019.09.24
門田 章
【どうしてこうなった?】街で見つけた「ざんねんな間取り」①
家づくり学校のアドバイザーとして携わりはじめて早2年近く。気付いたら建築現場を見ると「何処の住宅会社さんだろう?」「どんな素材を使っているのかな?」といったことが気になって仕方がありません。一種の職業病ですね、コレは・・・。
最近ではその気になる具合が建築中の物件のみならず、「間取り」にも及んできております。ふらっと訪れた他所様のお家やお店の間取りなどでも、結構、気になることがあるんですよ・・・。ということで、今回は実際に街で見かけて「どうしてこうなったんだろう!?」と思わずにはいられない、「ちょっとざんねんな間取り」について取り上げてみたいと思います!!
※本記事につきまして当該物件を揶揄する目的は一切ありません。合わせて「具体的に何処の物件の話ですか?」という質問にもお答えしかねますので、あしからずご了承下さいませ・・・!
で、次の画像で何が「ざんねん」なのでしょうか?
写真を載せるのは流石にマズイと思いましたので、拙いですがイラストに書き起こしました。画像は市内某所の洗面室(右側がトイレ)の様子です。
パッと見て気付いた方は・・・洞察力がありますね!素晴らしい!!「何でざんねんなのか、全然わからないよ~(汗)」という方は、着目する点を少し変えてみて下さい。
・・・どうです?わかりましたか?・・・あ、まだわからない?
では、ヒントということで・・・「トイレの入り口」にズームイン!!
トイレの入口にフォーカスした画像がコチラです。もう、お気づきですよね?ドアノブを握って、ドアを開けてみて下さい。
すると、どうなるでしょうか・・・?
こうなります。そうなんです!「普通にトイレのドアを開けて入ろうとすると、物凄く入りづらい」んですよ!!ドアを全開にしてから回り込まないと、トイレに入れないんですね(汗)
洗面室が狭い通路の奥にあるのにドアを「開き戸」にしてしまったことが、ざんねんなポイントかと思います。
【画像:左】「開き戸」はドアの旋回半径分、どうしてもスペースを取る(通路だとじゃまになる)んですよね。【画像:右】なので、当該物件の場合は「引き戸」にした方が、導線的にも良かったのではないか?ということです。
別に「開き戸」だから悪いということではありません。「引き戸」に比べて値段が安い・気密性が取りやすいといったメリットもありますから。ただ、使い所を誤ってしまうと、実生活で非常に使いづらいものになってしまいますよ、というお話でした。
まぁ・・・生活動線を加味した上でプランを描かれている設計士さんやハウスジングアドバイザーの方々にとっては、当たり前の話なんですけどね(汗)お家づくりではまずありえないお話なのですが、「他山の石」ということでご参考くださいませ・・・。
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