アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2023.08.21
2023.04.06
佐藤 佳苗
外壁材、何を使えばいい?
外壁材の選択は、家の寿命を大きく左右します。外壁材が劣化した場合、大掛かりなリフォームになってしまいますので、特徴をしっかり理解したうえで、選択する必要があります。
外壁材は大きく2種類に分けられます
外壁材といっても、たくさん種類がありますよね。ざっくり分けると、2つの工法に分けることができます。
乾式工法
コンクリートなど、水を必要とする材料を使わずに建築物を施工する方法のことです。仕上げ材や下地材で水を使わず、養生期間を必要としない施工方法です。
【メリット】
・熟練の職人技術が必要なく、マニュアル通りに施工すれば一定の品質で仕上げることが可能。
・乾燥期間を必要としないので天候にも左右されず、後期を短縮できる。
【代表例】サイディング
防水上の安全性や施工性の良さ、コストの観点から主流になっていますが、いずれ塗り替えが必要です。柄があるものは再塗装のときに柄が作れず単調なものになってしまうこともあるようです。
湿式工法
水を使う施工方法です。古くから用いられている日本の伝統的な外壁工法です。
【メリット】
・手作業なため自由度が高く、材料や調合方法で様々な質感や雰囲気が楽しめる。
・つなぎ目がなく、仕上がりに高級感がでる。
【代表例】
・左官工事
・コンクリート工事
・タイル工事
水を使うので、天候にも左右されることが多く、乾燥させる期間が必要になります。乾式工法と比べてコストが増加しやすく、職人の技量に左右される部分が大きいというデメリットがあります。
結局何がいいの?
「何を重視するか」によって、最適な素材は変わってきます。デザイン、初期コスト、工期、メンテナンス……
人によって、重視したいものは変わってきます。どの工法も一長一短がありますので、優先順位をつけて選んでみてください!
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とは?
「家づくり学校」は家づくりを考えるあなたのための学び舎。家づくりの基本的な知識を身につけ、 実際に建物を体感することにより、自分にぴったりの家づくりパートナーを見つけていただくサービスです。
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