アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2023.08.21
2023.03.13
佐藤 佳苗
災害に強い家づくり、できていますか?
東日本大震災から、12年が経ちました。亡くなった方は1万5900人、いまだに行方が分からない方は2523人にのぼります。地震の規模はM9.0で、当時の日本周辺における観測史上最大の地震だったそうです。
あれだけ大きな被害が出たにもかかわらず、12年経った今、被災地での防災意識の薄れを実感している人は多いようです。ある企業が行った、岩手・宮城・福島の3県での「被災地での防災意識に関する調査」では、防災意識が「薄れている」「どちらかというと薄れている」と回答した人は77.4%に上り、「薄れていない」と回答した人(22.5%)を大きく上回ったそうです。防災意識が薄れていると感じている理由として、約3人に1人が「注意報や避難情報が頻繁で慣れてしまった」と回答しているようです。
2月に起きたトルコでの大地震では、たくさんの建物が倒壊している映像が流れていましたね。厳しい安全基準が設けられていたようですが、実施が行き届いていなかったようです。
南海トラフ巨大地震の発生確率は30年以内に70~80%、福山市では最大震度6強の地震がくると言われています。ほぼほぼ来ると分かっている大地震。これからおうちを建てるのであれば、しっかり地震対策を行いたいですね。日本の建築基準法で定められている最低ラインは耐震等級1、命を守ってくれるレベルです。大きな地震が来た時に逃げる時間を与えてはくれますが、その後住み続けることができないのが耐震等級1です。地震に強い家を目指すのであれば、耐震等級で表すと耐震等級3はしっかり確保したいですね。
災害の多い日本。何度も大災害を経験しているからこそ、過去から学べることはたくさんあります。今回は地震の話がメインでしたが、水害被害も多いですよね。住みたいエリアにはどんなリスクがあるのかをしっかり調べた上で、対策できる家づくりをしましょう!!
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