アドバイザーブログ
家づくり学校 高松校
2020.12.17
2020.08.27
門田 章
住宅会社、どうやって選べばいいの！？ ～予算編～
前回投稿しました、「住宅会社、どうやって選べばいいの！？ ～要望編～」の続きになります！（続編の投稿が遅くなってしまい、すみません…）
住宅会社選びの極意！次はいよいよ予算！お金のことです。お金のこととなるとシビアに考えられる方もいらっしゃると思います。
「そもそもお家ってどれくらいで建てられるの？」「自分たちに家づくりはできるのか…」
分からないことだらけのお家の費用…でもその前に、自分たちにどれくらいの予算があるのか、どれくらいの借入ができるのかが大事になってきます。では、その予算の考え方、無理のない借り入れの考え方を伝授していきますよ～！
予算立てをしてみよう！
まず、予算立てをしてみないと自分たちがどれくらいの費用で家づくりできるのかわかりません。
「そんなこと分かってる！」と言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は皆さん結構に見落としがちなのがここ。こういうお家を建てたい！という考えがあっても、自分たちにどれくらい資金があるのか、またどれくらいの借入ができるのか知らずに展示場、モデルハウスに行かれるんですね。そこで、自分たちの理想の家が見つかって、見積もり出されてビックリ！自分たちに払えるのか分からない…なんてことにならないよう、自分たちにどれくらいの資金があるのか知っておきましょうね。
予算立ての考え方はズバリ！ 自己資金+援助資金+適正借入額 です。
1.自己資金
まず、自己資金。頭金という言い方もします。手持ちのお金の中でどれくらい出せるの？のことです。考え方は人それぞれですので、一概にこれくらい！というものはありません。自己資金が多いと借入を少なくできるし、その逆もまた然り、といったものです。家づくり学校に来られる方でも、自己資金をあらかじめ決められている方もいれば、そうでない方もいらっしゃいます。ご夫婦で考え方も変わりますし、借入が多ければ適用される制度なんてのもございます。
2.援助資金
次に、援助資金。親御さんに出してもらう資金のことです。家づくりを考えられる際には、必ず親御さんに相談してみてください。自分たちの身を守るという意味でも借入は少なければ少ないほど良いです。また、持ち家がある親御さんですとどういう風に家づくりを進めていかれたか、などのアドバイスをいただけることも。家づくりをされた一番身近な先輩なので、突っ込んだ話もしやすいのでは…？
3.適正借入額
最後に、適正借入額です。これが一番大事！ほとんどの方は、この額が家づくり総資金のおおよそを占めると思うので、慎重に考える必要があります。総借入額の考え方は、一般的に年収の5倍～9倍というものです。例えば、年収が400万円の方だと、2,000万円～3,600万円借りられるということになってきます。その差、なんと1,600万円！ちなみに、借入総額2,000万円の場合、返済総額は2,500万円、借入総額3,600万円の場合は、返済総額4,500万円になります。（返済期間35年、利息1.35%、利息乗率1.25の場合）
ほんの一例に過ぎませんが、借入額2,000万円の時は利子は500万円なのに対し、借入額4500万円の時は利子は900万円まで膨れ上がるということです。
また、月々の返済額に落とすと、2,000万円の場合、59,777円/月、3600万円の場合、107,600円/月という額になり、月々で考えても支払額は大きく異なります。
このように、借入はむやみやたらに増やしてしまうと、後々の返済期間で自分たちの首を絞めてしまうことも…なので自分たちの無理のない借入額をしっかり考えていく必要があります。そのためには、家計収支の見直しを行いましょう。「100世帯には100世帯の家計収支がある」通り、年齢、家族の構成人数、保険料、食費・光熱費、教育費、何より収入がそれぞれの家庭によって異なります。自分たちに合った借入額を考えていきましょう！
家づくりの総費用は？
ここまでのことをやって、ついに自分たちの予算が見えてきます。無理のない予算立てをぜひ自分たちで実際に取り組んでみてください！
でも、実際こんな風に予算立てをするのはめんどう……という方は、家づくり学校で個別で無理のない予算立てをお客様に合わせて分かりやすくレクチャーしています。
個別での予算立てをご希望の方はこちらからご予約いただけます。
オンラインでの個別相談も実施中です。こちらからご予約いただけます。
YouTubeにて、家づくり学校のセミナーや個別相談の模様をご覧いただけます。ぜひ一度覗いてみてください！
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