アドバイザーブログ
2025.04.05
2025.04.01
因來 啓子
ご主人様のこだわりがたっぷりつまったJAPANDIの家
JAPANDIとは
ジャパンディ(Japandi)とは、日本(Japanese)と北欧(Scandinavian)を組み合わせた造語で、日本の伝統的な和の要素と北欧の居心地のよさを組み合わせたインテリアスタイルを言います。
今回訪問したお家は、2023年に家づくり学校の門をたたき、知識をつけて賢い家づくりをされたI様の完成邸です。このお家の建築をされたのが 倉敷市玉島乙島にある 赤野住宅工房 さん。I様邸はご実家の母屋を残し離れを解体しそこへ建てた物件。母屋と庭園にマッチするよう外観は焼板柄の黒いサイディング。とても雰囲気の良い平屋となりました。約24坪のこのお家は現在は2LDKですが、お子様の成長に合わせ、もう一つ同じ大きさで洋室が確保できるような間取りにしてあります。
それではお家を見て行きましょう。
まずは玄関。ドアを開くと左側に造作戸棚。これ、ご主人様が家族の用途に合わせ使えるようデザインした造作棚。コートを掛けられるパイプハンガー付き、棚は用途に合わせて可動できるように、ここまではよくあることかもしれませんが、腰かけられるスペースまで考えてあるのがすごい!そして明り取りと風通しを考えられる窓の位置。考えられてますね~。
正面には手洗いとトイレ。格子の目隠しがとても印象的でした。
この家の雰囲気にぴったりですね~。あと、洗面台の下に注目!!少し高めの洗面台ですがそこへこのスツールが登場!
このスツール、倉敷市真備の企業、竹の家具で有名な (株)テオリ のもので、この高さに合わせて造作で洗面台下の棚を作ってもらったそうです。色合いもばっちり!!シンデレラフィットとはまさにこのことをいう!!(笑)
手洗いから廊下へ。子供部屋・主寝室・ファミリークローゼットにバスルーム・脱衣スペース・・・LDKに続くこの廊下の両サイドに展開されます。まずは洋室をのぞいてみます。あ、その前に、廊下に灯されるライトは玄関からLDKまでの廊下に3つ同じライトで揃えて統一感があります。これもご主人様チョイス^^
さて洋室です。この部屋の他にも同様の洋室と、将来的に仕切って洋室追加できるようにしたスペースがあるのですが、どの部屋のクロスもモリス柄で統一され、切り返しには同系色のクロスをあててすごく素敵です。床はチェリーの突板。深い色が部屋の印象にぴったり。窓は母家前の庭園が絵画のように見える窓。コンセントの位置もしっかりと位置決めの打ち合わせされたようです。
廊下を挟んで反対側には水回り、収納スペースが続きます。そこでのこだわりポイントの一つ、脱衣スペースの造作棚と床材。まずは床材。バレエスタジオや店舗で使用されるマーモリウムのシートを使用。耐久性に優れた床材で色も紺色でぐっとしまってます。そしてひと際目立つ造作棚。ご主人様が設計されたそうです!家族それぞれ個別でわかりやすい構造になっており、奥様も洗濯物を取り出しやすくしてあるとのこと。脱衣スペースからキッチンへ続くファミリークローゼットがこちら。
こちらのクロスもモリス柄。フルーツをモチーフとした明るい柄です。このクローゼットにもちょっとしたこだわりポイントが。一番上のスペース、廊下天井のほうまで空間をとって、あまり使わないものを収納できるスペースにしてあるんです!
ここはわからんですよね~~~~~~!(ピンボケですみません。。。)さすが、収納の取り方が得意な赤野住宅さん。ご主人様の要望と提案が見事にマッチしてます。
さて、やっとキッチンへ。
家電を置くスペースの造作棚では、炊飯器やポットなど湯気がでるものの対応として、板天井部分に水蒸気に強い天板を埋め込み!これ、大工さんが頑張ってうす~く削いでそこへ貼ったらしいです(笑)すごい手間が掛かってますね。でもこういうのすっごく大事!
キッチンはタカラの背面収納付きのキッチン。カップボードは造作。収納の量や高さなどしっかり計算されて作られた棚です。さて、いよいよこのお家の一番の見せ場です!!
これぞJAPANDI そして、庭園がまるで絵画のようなFIX窓
みなさん!見てください!!キッチンから望むこの景色・・・惚れ惚れして溜息がでますね~。。。いやぁ~ホント素敵すぎます!この中にも色々こだわりポイントが詰まってまして。
まず、窓。正面に見えるこの窓はYKKAP330のFIX窓ですが、窓枠が額縁と同じサイズ比率で、スリムフレームで窓枠が目立たないので景色が綺麗に見えます。まるで絵画を飾っているよう!実家の庭なんですが(笑)
柱から向こうのスペースが将来的に洋室として仕切れるようになってまして、他の洋室とクロスを合わせています。もう一つの窓ですが、2WAYになっていて、縦にも開く、横にも開くようになっております。
あと、今回、玄関からLDKの床材ですが 歩いていてとても温かみがあるなぁと思っていたら、浮造りのラジアータパイン材とのこと。私は初めて耳にしたパイン材ですが、ニュージーランドの松だそうな。成長が早いのが特徴で、年輪も真っ直ぐになってて優しい雰囲気になるんだなぁと感じました。足触り、見た目、どちらも癒される床材ですね。
もう一つ。キッチン上 明り取りの窓は、朝日を感じるための窓。人間の体内時計にはやはり自然の光が不可欠ですからね。
では最後に。LDKと玄関まで廊下が一直線になっているそれぞれの先には、風と光の通り道となるよう窓が同じ位置に設置されております。
LDK側
玄関側。 ね。一直線でしょ。こここだわったそうです^^
ご主人様のこだわりがたっぷりと詰まったJAPANDIのお家。もちろん、デザインだけでなくUA値0.47、C値0.25、耐震等級3(制震ダンパーあり) 高性能住宅です。外観には母家に合わせて焼き板柄のサイディングを使用。お話を伺いながら色々見せていただきましたが、ここに住めるなんてとても羨ましい限り!
I様の感想は、次号の『岡山での家づくり』vol.17に掲載予定ですので、楽しみにしててくださいね。
I様は家づくり学校へ来て素敵な企業を提案してもらって本当によかった!と言われてました。でもそれはI様がきちんと基礎知識をつけた上で選択されたからですよ♪末長く快適にお住まいしてくださいね~!
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