アドバイザーブログ
家づくり学校 岡山校
2023.08.21
2023.03.29
林 まり子
災害に備える家づくり!
先日、災害・避難グッズを整理、そしてカスタマイズ(^^)いたしました!
購入したまんま…押入れにしまい込んでいたもの、賞味期限切れのもの…ズボラな性格を反省いたしました。
改めて中身を見てみると…使用用途がわからない…使い方がわからない…(;’∀’)
災害にあった時のことも想像しながらアイテムをカスタマイズすることが、大切だなと思ったしだいです。
リアルに物事を考え、想定、備えは本当に大切だなと感じた日でした。
そして身近な備えも大切ですし、根本的に「命を守る家づくり」も考えなければいけません。
災害と言えば主には「地震」と「水害。」直接的な被害を受けにくくし、災害発生後も通常の生活が送れる家!
災害に強い家を建てるポイント
①立地
土地の地形・地盤など。河川が近くにあるかどうか?周辺の高低差は?地盤の固さはどうか?など。まずは土地探しもハザードマップをみるのも今では当たり前!絶対ではないかもしれないが、想定をして家を建てることは絶対条件です!水害の可能性あるエリアなのであれば、地盤を高くするなどの備えをすることが大切。
②構造
木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造など、基礎・柱・壁・屋根など、どのように造られているか。建物の高さや形状などによっても強さが変わってきます。大地震がきても一度で潰れるような家づくりはダメ!耐震等級の違いを知ることも大切ですし、浸水しやすいエリアであれば、耐震もしっかり確保しながら2階建てにして、何かあった場合も2階に避難できるようなスタイルの家づくりをするなど。
③温熱環境
災害発生時、ライフラインが止まることは想定をしておきましょう。耐震だけが強くても、命を守るとはいえません。なぜなら冬・夏、電気がストップした時には…今までの家は、冬は外気とほぼ変わらない状態に…そして夏は灼熱地獄。こんな家には住めません。この温熱環境を軽減する家づくり「高性能住宅」この勉強は知ってほしい内容。
④間取り・設備
ライフライン、食料の供給が長期間止まることを想定しながら検討すること。2階にキッチンやリビングの生活スペースを確保することで、万一、1階が浸水した場合も2階でも生活できる可能性も。コンセントや室外機などは高い位置に設置することを求める方なども。そして食料備蓄、避難グッズなどなど…
家づくりをするうえで、主なポイントは上記のようなことでしょう。「命を守る家」=「耐震」という考えは皆さんよく注目されていますが…それだけでは足りません。温熱環境もとても大切なこと。今時の「高性能住宅」を是非知識としてもっていただきたい。温度差の軽減できる家づくり、冬は無暖房でも15℃以下にならないお家であれば、電気が止まったとしても安心です。災害大国日本で家づくりであれば、備えは当たり前ですね!!
家づくりに大切な知識を得て、備えある家づくりを目指してください。
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