アドバイザーブログ
家づくり学校 松山校
2023.12.02
2023.11.22
丸山 正礼
押さえておきたいポイント
寒い! 一気に季節が進み、冬を実感する寒さになりましたね。短い秋、いきなり寒波が襲来。あと何年かしたら秋が無くなるんじゃないかと心配になります。先週末、あまりの寒さと強い風、そしてみぞれが激しく地面を叩く音。驚いて思わずスマホで撮影しました。
寒い冬は、外に出たくないと言われる方も多いと思いますが、家づくりをご検討されている方は、この寒い季節こそがチャンスです。
理想の家づくり計画に欠かせない事、それは≪体感比べ≫です。
実際に建っている建物を自身の体で体感して、比べてください。体感比べに適している季節が、12月、1月、2月の寒い時期と真夏7月、8月、9月です。体感比べのベストシーズンがもうすぐです。寒い冬に、家全体をエアコン1台で温められているか、家全体の温度差はどれくらいなのか、とても確認しやすい季節です。
なぜ、暖かい家と寒い家、エアコン1台で全館暖かくなる家と、各部屋に暖房器具を付けなければ暖かくならない家の差がつくんでしょうか。その大きなポイントが【断熱と気密】です。
断熱には等級があります
UA値、Q値で表される断熱性能。建築基準法に定められています。2025年には、断熱等性能等級4に満たない家は建てられなくなるんです。そして数値は小さいほど断熱性が高いと言えます。性能を上げると冬でも晴れていれば無暖房で過ごせます。当然ですが、冷暖房の効きが良くなりますから、光熱費も抑えられます。
ですが、断熱だけでは十分とは言えません。断熱は、高気密とセットで力を発揮します。
気密とは【大事なポイントです】
断熱を施しても気密が不十分だと寒くてスース―する家になってしまうのは、みなさん、ご存じでしょうか。
C値は気密測定をする事で求められます。隙間が小さいほど、外気の暑さや寒さが室内に入ってこない。そして室内の冷暖房の熱を外に逃がさず、循環して使うことができます。逆に言うと、気密が悪く、隙間が大きいと外気の暑さや寒さが室内に入ってきて、室内の冷暖房の熱を外に逃がしてしまします。国の基準には定められていませんが、とても大切なポイントです。
断熱に関しては建築基準法に定められた最低基準が義務化されてますが、気密(C値)は義務になっておりません。義務化されていない為、多くの住宅会社では十分な施工がされていないのが現状です。
性能を支える丁寧な施工
断熱と気密、性能を上げるために、両方に共通している大事なポイントは丁寧な施工です。どんなに良い素材や工法を用いても、雑な施工では性能は出せません。手間暇かけて、丁寧に施工するか否か。大きな大きなポイントです。
これから家づくりをされる方には、最低限押さえて頂きたいポイントですが、他にも大切なポイントがたくさんあります。
家づくり学校では、こうした家づくりに関する情報を、目に見えない大切なことを、ズバズバお伝えしております。
何から始めたらよいのかわからない、高性能住宅って何なのか、どんな会社があり、いくらで建てられるのかなどなど、ご要望に合わせた住宅会社の情報をご案内します。目からウロコの情報満載でお待ちしております。
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