アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2019.10.10
2019.09.25
藤井 智代子
アドバイザーのマイホーム計画【第4話】土地探し「さて何処に住むか?」
家づくりを始める時の疑問のひとつに『家が先か?土地が先か?』があります。家づくり学校では、土地予算の考え方としては”総予算から必要な建築予算を引いた残りで土地を買う”とお話しています。なぜなら、土地購入を優先してしまうと、予算の大きな割合を土地代が占めてしまい、肝心のお家の予算が小さくなってしまいます。「家を建てる」ための土地のはずなのに・・・。せっかくの家づくり、それでは悲しいですよね。
職場までの距離やお子さんの学区指定などで、どうしてもココに住みたい!とエリア指定される方もいらっしゃいます。もちろんそう考えることが間違っている訳ではありませんが、もう少し視野を広げることで家づくりの選択肢も広がってきますよ。
アドバイザー藤井のマイホームストーリー。第3話はコチラから↓
ということで、今回は私、アドバイザー藤井の土地探し体験談をご紹介します。
まだ住宅会社を決めあぐねてさまよっていた頃のこと。不動産を主に扱っている会社さんに飛び込みで相談をお願いしました。私たちは平屋を望んでいて、その会社さんの提案する企画住宅は価格もリーズナブルでデザインもドンピシャ私好みでした。「わぁ~、何だか急に家づくりが現実的に!」そう感じた時「あとは土地ですね」と社長。「あ、土地のこと考えてなかったわ(汗」と気づきます。えぇ、なんせ行き当たりばったりなもので、肝心な”どこに住むか”を考えていませんでした。
「この近辺、最近住宅地が増えましてね、若いファミリー層がどんどん入られてます。大きなショッピングモールもありますし生活するのには便利ですよ。少し離れた場所に分譲地がありますから、仮押さえいたしましょうか?」その日は保留として帰宅し、さっそく家族会議を開催。
私 「土地も結構お金掛かるよねぇ。さっき提案された場所どう思う?」
主人「家自体も安いし、土地と合わせれば予算的に狙える範囲ではあるね」
私 「しかしなぁ、若いファミリー層が多いご近所さんの中で私やっていけるかなぁ」
主人「そうやね。僕らまぁまぁ中年で子どもいないから、関係性築くのも難しいかもな」
私 「わー、一体どこに住むのが正解なんかな?友人の○○ちゃんみたいに実家の隣が空いてて、そこに建てるとかが一番いいじゃん、ウラヤマシー!」
主人「ウチの実家の隣、土地あるよ。前も話したのに忘れてるし、じぃさんが養鶏やってたところよ」
私 「は????そうなの?養鶏、そんな場所あったっけ??」
私が覚えていないのも無理ないですよね。なぜならこの荒れ具合、ここはジャングルなのか?
私 「うぅぅ、しかし、あなたの実家の隣となると…ご両親とのお付き合いもあるワケで…ゴニョゴニョ。。。」
主人「あなた橋○壽賀子ドラマ好きだもんね。まぁ無理に実家の隣に住む必要はないよ」
会議は終了し、結論はまた後日に。
その後、家づくり学校を訪れ、セミナー受講中に土地に対しても考え方が変化しました。
「家づくりは予算立てが大切です。自己資金+援助資金+借入れ=予算、という考え方。親御さんからの援助は、相談だけはしてくださいね!」この言葉が響きました。もし土地を譲ってもらえるのであれば、これも一つの援助を受けることではないかと。夫婦だけで独立した生活をしたい、そう思っていましたが、頼るべき時に親に頼るのも大事なことかと考えを改めました。結論、ありがたい事に私たちは土地を譲ってもらえる事になりました。
土地は希望の7割満たせば買い!
そこは私たちにとっては9割以上満足の土地でした。なぜならば、主人の職場ともそう遠くなく、さらに”彼”と毎日会える楽しみがあるのです。主人の実家に住む『クロさま』雄ネコです!!
そして春には向かいの桜畑が見事に咲きます。猫を撫でつつ、桜を愛でる。ネコ族夫婦の我々は楽しみでなりません!
デメリットと言えば、スーパーマーケットや駅が遠いこと。里山ですからね、こうなりゃ畑耕します。トマト・きゅうり・サツマイモ…お庭をスーパーマーケット化させてみせます!
どこに住むか、これを決断するにも勇気や覚悟が必要ですよね。何に重きを置き、どこに住むのか。価値観や事情は人それぞれ。人気のエリアがあなたにとって最善の場所であるとは限りません。土地探しの極意も家づくり学校の土地セミナーで入手してくださいね!
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「家づくり学校」は家づくりを考えるあなたのための学び舎。家づくりの基本的な知識を身につけ、 実際に建物を体感することにより、自分にぴったりの家づくりパートナーを見つけていただくサービスです。
家づくり学校について詳しく見るこの記事を書いたアドバイザー
実は私自身、家づくり学校に相談に来た利用者の一人でした。来校当初は不安や悩みが多く、家づくりを諦めかけていましたが、家づくり学校でさまざまな知識を得ることで前向きになれました。今度はアドバイザーとして私と同じように不安を抱えておられるご家族の力になれればと思います。自身の家づくりは現在進行形ではありますが、経過や経験談を皆さんにお伝えしたいと思っています。皆さんのステキな家づくり、ぜひご一緒させてください!続きを読む
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