アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2020.02.12
2020.02.06
藤井 智代子
温熱環境データどりレポート!暖房効いてて何故寒いの?
「おはようございます。今日も寒いですねぇ~ (#^^#)」
みなさん最近は毎日、この一言から一日をスタートしておられるのではないでしょうか?そして・・・
❄今日から最強寒波到来!かなり冷え込みが厳しくなります!⛄
ヒートショックの危険性が高まります。みなさんも「自分ごと」として十分に気を付けてくださいね!
さて、我が家で『温湿度計』を購入した話しを以前しました。その後、室温のデータ取りを継続していましたが・・・なかなか解析を行っておらず、この時期になってしまいました💦
去年10月~12月末までの我が家の温熱環境は?
さて本題ですが、我が家(寒いアパート)の中で一番温度差が激しいであろう”リビング”と”脱衣室”の2か所を測定していました。時間は19時前後でチェックします。なお、外気温については天気予報データを拝借しています。
データ収集を始めたのが10月半ば、私は既に寒さを感じていましたがまだ暖房機器に頼らずとも大丈夫でした。11月に入るとエアコンで暖房を、12月からは毎日石油ファンヒーターを使用しています。
まずはリビングと外気温のみで対比してみます。リビングの温度は概ね15℃は超えていました。
この様に可視化すると、暖房設備でガンガン暖めたリビングは『快適な温度帯』と言われる17~22℃の室温ゾーンに入っています。じゃぁ、十分暖かいね!と思いきや、、、
「 いや・・・結構寒いよ (´;ω;`) 」
何でしょう、この現象???
この現象は壁や床、天井の中で”熱移動”が発生しているのが原因です。冬場窓のそばに立つと「なんかスースーするなぁ」と感じた経験ありませんか?それを『コールドドラフト現象』と言います。
まさにそのコールドドラフト現象が壁や天井で起こっているのです。
さらに、人がどのようにして温度を体感しているか?ですが、天井・壁・床・窓といった場所の温度を体感として感じているのです。
ですから、私の住むアパートはいくら室温を25℃近くまで上げても”体感として寒い”のでした・・・身体の熱を壁や窓が奪っているのです。(´;ω;`)
室温23℃、表面温度は何度かな?
壁・床・天井・窓(アルミサッシ)を実際に計測!!
この日、計算上で私が体感しているのは17.8℃、室温と体感のギャップは5℃。やはり、実感としては寒く感じるワケです((+_+))
こんな状況では光熱費がかかる一方・・・世界規模でエコや省エネが叫ばれる昨今、私はまだエネルギーロスな生活をしております。地球に謝りたいです、ごめんなさい🙇💦💦
さて、続編はもう一つの気になる場所、脱衣室についてです。『リビング vs 脱衣室 ~恐怖の温度差編~』好ご期待ください!
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「家づくり学校」は家づくりを考えるあなたのための学び舎。家づくりの基本的な知識を身につけ、 実際に建物を体感することにより、自分にぴったりの家づくりパートナーを見つけていただくサービスです。
家づくり学校について詳しく見るこの記事を書いたアドバイザー
実は私自身、家づくり学校に相談に来た利用者の一人でした。来校当初は不安や悩みが多く、家づくりを諦めかけていましたが、家づくり学校でさまざまな知識を得ることで前向きになれました。今度はアドバイザーとして私と同じように不安を抱えておられるご家族の力になれればと思います。自身の家づくりは現在進行形ではありますが、経過や経験談を皆さんにお伝えしたいと思っています。皆さんのステキな家づくり、ぜひご一緒させてください!続きを読む
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