アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2020.06.04
藤井 智代子
アドバイザーのマイホーム計画【第15話】構造計算が必要な家なの!?
みなさん構造計算ってご存知ですか?建築業界の方であれば、日常的に使う言葉と思います。
簡単に言いますと『建物にかかる力とその安全性』を計算する、というものです。
一般住宅では必ずしも必要な事柄ではないため、実際に家を建てる人にはあまり知られていません。
一般的な木造住宅に多い、二階建てで延べ床面積が500㎡(約151坪)以下の家については 構造計算は義務づけられていません。これは『四号特例』と呼ばれます。
さて、我が家は”木造ほぼ平屋”ですし『四号特例』になるので構造計算は不要と考えていました。
ところが、工務店さんが行政に建築許可申請を提出したところ。。。
この家は木造住宅にはなりません
「 基礎の立上りが大きいので、これは木造ではなく”混構造”となります 」
我が家の土地は傾斜しており、あえて地下室を設け、その分基礎コンクリートを一部壁として大きく立ち上げ打設します。
その結果、木造とRC造(コンクリート)の併用となり、木造住宅から外れてしまった・・・というワケです。
構造計算をするにも費用はかかります。30坪前後の一般的な住宅で30万~50万円が相場であり、予算の負担が増えることは避けられません…かなり痛い出費です💦
ですが、構造計算をしておくことは住宅の安心・安全を確保する事にもなります。
これからの住宅に求めること
「地震などの災害のない場所に家を建てたい」と誰もが考えることですが、はたして『100%絶対に安全な土地』というのは存在するのでしょうか?
地震や台風などの大きな自然災害は今後も増加すると予想されています。
であれば、お家自体の強度・耐久性が大切なのはもちろんのこと、自然災害にも耐えられる『命も生活も守ってくれる家』は、これからの日本の住宅の大切な価値になってくるのではないでしょうか。
そういった視線で家づくりを考える時、構造計算は必要な作業だと理解できますね。
現在の進捗報告!
さて、前話で少し触れましたが我が家は土地に問題が多々あり、なかなか着工までも到達していない状況です。
ですが!ようやく問題をクリアし、今月から土地造成がスタートしました!
▲土地造成スタート初日!地中の埋設物やゴミもごっそり回収され・・・
▲残った巨木も林業の職人さん登場でアッと言う間に伐採!真砂土でキレイに整地されています✨
この間、たった4日間!さすが、プロの仕事は鮮やかでありました✨
当初の荒れ具合はもう思い出せないくらい、この変貌には驚きました!ここまで来れば、次は地鎮祭です。
コチラもまた、ブログでレポートしますね♪
※定員組数を通常より少なくしてご案内しております。マンツーマンでのご対応も可能ですので、お問い合わせの際にお申し付けくださいませ。
◆電話でのお問い合わせはコチラ⇒084-961-3577
LINE公式アカウントでもお気軽にご相談いただけます!
家づくり学校
とは?
「家づくり学校」は家づくりを考えるあなたのための学び舎。家づくりの基本的な知識を身につけ、 実際に建物を体感することにより、自分にぴったりの家づくりパートナーを見つけていただくサービスです。
家づくり学校について詳しく見るこの記事を書いたアドバイザー
実は私自身、家づくり学校に相談に来た利用者の一人でした。来校当初は不安や悩みが多く、家づくりを諦めかけていましたが、家づくり学校でさまざまな知識を得ることで前向きになれました。今度はアドバイザーとして私と同じように不安を抱えておられるご家族の力になれればと思います。自身の家づくりは現在進行形ではありますが、経過や経験談を皆さんにお伝えしたいと思っています。皆さんのステキな家づくり、ぜひご一緒させてください!続きを読む
家づくり学校 福山校
全国15校展開!