アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2023.08.17
2019.09.07
藤井 智代子
秋のアレルギーにご用心を
天高く馬肥ゆる秋、食べ物がおいしい季節がやってきますね♪花粉症と言えば春ですが、実は秋もなかなか厄介です。花粉症は英語でHay Feverと言い、干し草を刈り取った農家の人に発症が多く見られたことから『干し草熱』と名づけられました。花粉症は日本の国民病とも言われ子どもから大人まで多くの人が苦しんでおり、通年通し発症するので花粉が飛ばない季節はほとんど無いのです。私は先週から何だが鼻がムズムズ、くしゃみがよく出ます。
花粉症の対策としては、マスクを着用する、帰宅時に衣類に付着した花粉やゴミを払い落とす、室内で空気清浄機を稼動させるなどがあります。でも気候の良い秋は窓を開けたくなりますし、室内へ花粉が侵入するのを防ぐのは難しいですね。そもそも「窓を開けたい」衝動をなぜなぜ分析すると…『空気がよどんで不快→きれいな空気を取り込みたい→開放感も得たい→窓を開けたい!』となります。逆に言えば換気が十分なお家なら、窓を開ける必要が無い生活も可能ですね。
湿気ない快適なお家は傷まない
家の傷みや劣化は湿気や結露から始まり、カビやダニ・シロアリなどの害虫が発生します。特にダニは夏に増殖し秋に死に、死骸や糞を人が吸い込むとアトピーや喘息などアレルギー疾患発症につながってしまいます。この事から、正しい計画換気がされている結露の無いお家であれば、花粉を室内に入れずダニなどの害虫の発生を抑制することができます。薬や医療で対処する事も大切ですが、家がアレルギーの原因となっている場合は転居しなくてはなりません。でも簡単な話ではないですね。だからこそ、これからお家づくりをする方は健康になれる家を建て下さいね!
さらに断熱性能を上げることで健康改善が見られる事も確認されています。こちらについては別の機会にブログへ書きたいと思います。
気密性が低いと上手く換気できない
以前は高気密の家は湿気が溜まりカビやすいとか、シックハウス症候群になるのでは?などマイナスイメージがありましたが、それはもう過去のこと。気密性能は正しい計画換気とセットで考えます。国の規定では24時間計画換気を義務化し、1時間に1回換気を行い室内の50%は新鮮な外気と交換しましょうとなっています。「じゃぁ、隙間があるくらいの家の方が良いんじゃない?」いえいえ、それは違います!隙間だらけのお家だと効率良く換気ができないのです。わかりやすく言うと”穴の開いたストロー理論”です。穴の開いたストローでは空気を吸うばかりで、肝心の水を飲むことができません。だから隙間の無い高気密な家の方が換気しやすい仕組みになっているのです。
QOL(生活の質)には居住の快適さとの関連性も指摘されています。どんな家に住むかの選択で、病気のリスク回避を選ぶことができるのです。住宅性能や高気密・高断熱のお家に関心がありましたら、家づくり学校へ来てくださいね。目からウロコの情報が盛りだくさんですよ~!
私はイネ科にも反応します。もうすぐ稲刈りのシーズンですが、私の住むアパートの両隣は田んぼ…今年の秋もお薬が頼りです(T T)
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「家づくり学校」は家づくりを考えるあなたのための学び舎。家づくりの基本的な知識を身につけ、 実際に建物を体感することにより、自分にぴったりの家づくりパートナーを見つけていただくサービスです。
家づくり学校について詳しく見るこの記事を書いたアドバイザー
実は私自身、家づくり学校に相談に来た利用者の一人でした。来校当初は不安や悩みが多く、家づくりを諦めかけていましたが、家づくり学校でさまざまな知識を得ることで前向きになれました。今度はアドバイザーとして私と同じように不安を抱えておられるご家族の力になれればと思います。自身の家づくりは現在進行形ではありますが、経過や経験談を皆さんにお伝えしたいと思っています。皆さんのステキな家づくり、ぜひご一緒させてください!続きを読む
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