アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2023.08.17
2023.01.27
杉岡 彩香
寒波到来!ヒートショックに怯えない家にするには?
今週はニュースで「10年に一度の寒波」と言われるほど寒い日が続いていますね。福山でも雪は積もっていないものの、最低気温が-6℃まで下がり凍てつくような寒さになっています。普段はドア to ドアの通勤&インドア派の私は、外に出て3秒でお手上げ状態でした・・・。
ヒートショックに要注意!
この時期とくに気を付けたいのが、皆さんも一度は耳にされたことがある「ヒートショック」です。
ヒートショックとは、例えば暖かい部屋から寒い脱衣所へ移動し、その後また熱い浴槽に浸かるといった行動による、温度の急激な変化が体に与える影響のことを言います。
ヒートショックによって血圧が大きく変動することで心臓に負担がかかり、心筋梗塞や脳梗塞などにつながるリスクが高まると言われている他、ヒートショックによってふらついたり失神したりすることで、浴槽で倒れて溺れるなど入浴中の事故を引き起こすこともあります。
実際、ヒートショックと交通事故の死亡者数を比較すると、急激なヒートショックに関連して入浴中に急死したと推定される死亡死者数はなんと交通事故死者数(4117人 平成27年調べ)を大きく上回り年間17000人に及ぶそうです(出典:東京都健康長寿医療センター研究所)。
ヒートショックを防ぐには
1番大切なのは家のなかの寒暖差をなくすことです。一般的には冷え込みやすい脱衣所や浴室、トイレなどを暖房器具で温めるのが効果的だと言われますが、電気代がどんどん高騰する今、暖房器具を使えば使うほど出費が増え家計は圧迫され、だからと言って寒さを我慢しようとするとヒートショックに・・・こんな不幸なサイクルになってしまいます。
原点に立ち返ると、そもそも「室内の温度差が少ない、快適な温熱環境の家を建てる」ことが1番の対策ではないでしょうか?
家の断熱性や気密性、そして省エネ性などに着目して、快適かつ省エネで、何よりも何十年健康に過ごせる家にすることがヒートショック対策にもつながります。
また、すでに家を建てられている方は断熱改修がおすすめです。床・壁・天井など家全体を断熱するとなると大がかりな工事になり費用も掛かりますが、熱の出入り口である窓のリフォームや断熱効果の高いユニットバスへの改修などは比較的手軽な手段と言えます。
気になる方は家づくり学校でもう少し詳しくお伝えできますので、お気軽にお問い合わせください。ヒートショックに怯えなくても良い快適な家にしていきましょう!!
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