アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2024.01.06
2022.04.08
杉岡 彩香
頻発する地震…家を建てる時は「耐震等級」を要チェック!
ここ一週間、震度4のやや強い地震が全国各地で発生しています。その数、なんと8回!
私が住んでいる地域で幸い地震は起きていないのですが、日本に住む以上もう地震は他人事ではなくなっていますね。
南海トラフの40年以内の発生確率も今年1月に「90%程度」に引き上げられています。
命を守るものとして「家」には大きな役割があります。大きな地震に耐えうる強度がなければ、逆に「家」が命を奪ってしまうこともありますので、「耐震性」に目を向けた家づくりは今後ますます必要不可欠になっていくと考えられます。
耐震性の指標としてよく使用されるのが「耐震等級」です。
耐震等級は住宅の性能表示を定める「品格法」に基づいて制定され、耐震等級1~3の3段階に分けて表されます。
それぞれの強度がどのくらいかといいますと、、、
【耐震等級1】一般の戸建て住宅の耐震性能
建築基準法で定められた最低限の耐震性を満たすレベル。数百年に1度程度発生する地震に対しても倒壊・損壊しない程度の耐震性
【耐震等級2】学校や病院の耐震性能
建築基準法(耐震等級1)の1.25倍の耐震性
【耐震等級3】消防署や警察署など防災拠点となる建物の耐震性能
建築基準法(耐震等級1)の1.5倍の耐震性
耐震等級1⇒2⇒3と大きな数字の方が高い強度の家であることを示します。
耐震等級1でも十分だと思ったあなた!要注意です。「数百年に1度程度発生する地震に対しても倒壊・損壊しない」かもしれませんが、同程度の余震が起これば命の保証はありませんし、倒壊・損壊はしないかもしれませんが大きな損傷は受けるかもしれません。
実際に震度7の揺れが立て続けに2回起こった熊本地震では、2度目の地震で倒壊した住宅が多数あったなか、等級3の住宅は2度の震度7に耐えていたという調査結果もありました。
津波などのリスクが伴わない限りは、自宅が等級3であれば「避難所レベル」の耐震性能といえますので、「自宅避難」という形で家にいる方が安全という方もいらっしゃるかもしれません。
今一度、住宅の耐震性能にもしっかり目を向けていきたいですね!
今年も桜見納めですね・・・
こちらは岡山県にある井原堤の桜です。小田川に沿って桜並木が続いており、満開の桜がとっても綺麗でした!
家の近所の桜はすでに葉桜になりつつあるので、今年ももう見納めですかね・・・
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