アドバイザーブログ
2026.05.14
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丸山 正礼
夏こそ家づくりの正念場『本当に涼しい家』を見極めよう

いよいよ気温が上がり、夏を感じる季節になってきましたね。実は、これから迎える「暑い夏」こそ、後悔しない家づくりをするための絶好の比較検討シーズンであることをご存知でしょうか?
日差しが強まり、少し歩くだけで汗ばむような日が増えてきました。これから家づくりを本格的に始める方にとって、夏は少し腰が重くなる季節かもしれません。しかし、住宅のプロの視点から言えば、「夏こそ、住宅会社の性能の真価が問われる最高のシーズン」なのです。
冬の寒さも厳しいですが、近年の日本の夏は「命に関わる暑さ」と言っても過言ではありません。冷房をフル稼働させてもなかなか冷えない家と、わずかなエネルギーで木陰のような涼しさを保てる家。その違いを、ご自身の肌で直接確かめられるのは、今この時期だけです。
玄関を入った瞬間の「空気感」に注目
モデルハウスや完成見学会を訪れた際、まずチェックしてほしいのが「玄関を入った瞬間の温度」です。
高性能な家は、玄関や廊下、トイレに至るまで家全体が一定の温度に保たれています。更にわかりやすく違いが出るのが2階に上がる階段です。「リビングは涼しいけれど、廊下に出るとモワッとして、階段を上がる途中から更に熱く感じるようになる」という温度差がある家は、断熱や気密のどこかに弱点があるサインかもしれません。
「エアコンの設置台数」と「設定温度」を確認
見学中、必ず聞いて欲しい事は、「今、何台のエアコンを何度で動かしていますか?」という質問です。
〇広い空間をたった一台のエアコンで賄えているか?
〇設定温度を極端に下げなくても涼しさを維持できているか?
当たり前ですが、各部屋にエアコンを設置して、フル稼働すれば、暑い夏でも涼しくなるでしょう。しかし、それでは高騰を続ける光熱費を抑えることができません。エアコン1台の稼働で家中涼しく/暖かく出来るとしたら、いかがでしょうか。そんな家は光熱費をしっかり押さえることが出来るんです。この2点は必ず質問してみましょう。
「日射遮蔽」の工夫がされているか
家の涼しさは、機械(エアコン)の力だけで決まるわけではありません。「太陽の熱を家の中に入れない工夫」がされているかどうかが重要です。軒の出の深さや、窓の外側のシェード、高性能なサッシの使用など、「パッシブデザイン」の視点があるかどうかをチェックしてみてください。窓際に立ったときに、ジリジリとした熱さを感じない家は、非常に優秀な遮熱対策が施されています。
後悔しないために「真夏の体感」を

家づくりは、図面やスペック(UA値など)の数字だけでは見えない部分がたくさんあります。実際にその空間に身を置き、深呼吸をして、「この家なら一生心地よく暮らせるか」を体感することが、納得の一軒に出会うための一番の近道です。
巷に溢れる「高断熱」「高気密」という言葉は何を意味しているのか、高性能住宅の定義とは何なのか。考えれば考えるほどわからない事が増えていきます。web検索しても、いったい何が正しくて、何が間違っているのか、判断がつかないと思います。
家づくりを検討中の方に訴えかけたい!まずは知識を持ちましょう。「後悔のない家づくり」は知識を蓄えることから始めましょう。家づくり学校では、家づくり、何から始めればよいのか、無理のない予算をどう考えるのか、住宅会社の見極め方などなど、目からウロコの情報満載でお迎えします。
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