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家づくり学校松山校

“注文住宅の基礎知識”の記事一覧

2025.01.16

2025.01.17

丸山正礼

注文住宅～体感比べをしましょう～

松山校

アドバイザー日誌

注文住宅～体感比べをしましょう～

冬らしい寒い日が続いており、外に出るのも億劫という方も多いのではないでしょうか。

しかし、家づくりをご検討されている方には知って頂きたい。

凄く寒い今こそ、「体感比べ」のベストシーズンです。これから建てる家は高性能は当たり前の時代です。ただ、性能を示す数値が同じでも、住み心地が同じとは限りません。さらに自分たちにとって快適かどうかは「体感」しないとわからないんです。

住み心地の差はどこから？

冬あたたかく、夏涼しい住み心地の良い家とそうじゃない家、その差は、日頃、目にする事の無い壁の中に違いがあります。上の図は、その壁の中です。断熱材が敷き詰められているように見えますが、丸印で囲んだ所に大きな隙間が出来ています。

この隙間こそ、冬は寒く、夏は暑い住み心地の悪い家になる原因です。

この隙間が多ければ多いほど、熱が逃げていってしまう為、夏は二階に上がると熱ごもりしてめちゃめちゃ暑くなり、冬、暖房で暖めようとしても、目に見えない隙間から、どんどん暖気が逃げて、逃げた分だけ冷気を吸い上げます。暖めても暖めても、冷たい空気を吸い込んでいるので、スース―して寒く感じます。サーモグラフィーで撮影すると

目に見えない隙間が原因です

青、緑、黄色、赤とグラデーションが付き部屋の中の温度に大きな差がある事が分かります。前述したように、見た目には分からない壁の中の隙間が原因で、暖められた空気が逃げて冷たい空気を吸い上げているんです。こういう家は、足元と天井側の温度差が大きく、いつまで経っても足元はスース―寒い状態です。

そうならない為には、どうしたら良いか。当たり前に、丁寧に施工する事が大事です。丁寧に断熱材を敷き詰めて、隙間風を止めてあげる。抑えるべきポイントをしっかり押さえて、隙間という隙間を塞いでいく。丁寧な施工をすると…

オレンジ一色です

温度差が極めて少ないからこそ、オレンジ一色です。2枚のサーモグラフィーの画像を比較すると、一目瞭然ですね。天井から床まで、ほとんど温度ムラが無いため、エアコンが良く効き省エネで住み心地が良い状態を示しています。見た目では同じように見えても、目に見えない所の施工次第で住み心地は大きく変わります。だからこそ、正しい判断が出来る知識を付けて、「体感比べ」する必要があるんです。

まずは家づくり学校で知識をつけよう

家づくり学校では、家づくりの基本知識が学べます。無理のない予算を一緒に考えさせて頂き、その予算で実現できる住宅会社のご提案させて頂きます。その後、ご要望頂いた住宅会社がどんなお家を建てるのか「体感比べ」までサポートいたします。我々の目的は住宅会社を紹介することではありません。また我々が提案した住宅会社で決める必要もありません。家づくり学校は家づくりの基準作りのお手伝いをしています。「学び」と「体感」でしっかりと住宅会社を見極める力を付けて、後悔しない満足のいく家づくりをして頂くのが目的です。目からウロコの情報満載でお迎えします。

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