アドバイザーブログ
家づくり学校 福山校
2022.09.18
2022.09.19
佐藤 佳苗
台風に備えよう!!
台風14号が近づいていますよね。広島県には本日19日昼過ぎから夜遅くに最も接近するようです…
空模様や風の様子から、油断してはいけない規模の台風なんだなとなんとなくは分かりますが、果たしてどのくらい強くて大きな台風なのでしょうか。
台風の強さと大きさ
■台風の強さは最大風速に基づいて分類されます。最大風速とは、10分間における平均風速の最大値です。
※気象庁より引用
■台風の大きさは強風域(風速15m/s以上)の半径によって分類されます。
大型…強風域の半径が500㎞以上800㎞未満
超大型…半径が800㎞以上
大型だと本州がまるごと覆われるくらい、超大型だと北海道から九州まで覆われるくらいの大きさです。ただし、台風が大きいからと言って、勢力が強いとはいいきれません。
今回の台風14号は、強風域が東側750kmなので、「大型」ですね。
風の強さと影響
では、どのくらいの風の強さが、どの程度生活に影響を及ぼすのか見ていきましょう。
※気象庁より引用
日本の観測史上最も強い風は、1966年9月に宮古島を直撃した台風18号です(富士山山頂除く)。なんと最大瞬間風速85.3m/s!!ちなみに、世界記録はアメリカのニューハンプシャー州での103.2m/s(1934年4月)です。
今回の台風14号は、中心付近の最大風速55m/s、最大瞬間風速は75m/sとなっています(17日午後4時時点)。上の表と照らし合わせてみると、どれだけ強い台風なのか分かりますね!
対策&NG行動
■台風前にやっておくべき対策
・物干しざおや植木鉢を家の中へ入れる。
・側溝や排水溝の掃除
・雨戸やシャッターを下ろしておく。
・スマホやモバイルバッテリーの充電
・湯船に水を満タンにため、飲料水も用意
・ボンベ式コンロや懐中電灯、非常食など非常用品の確認
・家の近くの避難所を確認、家族とも情報共有
・非常用持ち出しバッグの中身を確認
■台風接近時の行動(屋内)
・雨や厚手のカーテンを閉じる。
・TVやラジオ、携帯電話などで最新情報を確認。
・浸水する恐れがある場合は家具や電化製品を移動
■台風発災時のNG行動
・台風の接近時には外に出ない。外にいた場合は近くの施設で通り過ぎるのを待つ。
・エレベーターは使わない。電線が切れて停電になった場合、閉じ込められる可能性がある。
・地下からより高いところへ避難
・河川や用水路に近づかない
・山などの急な斜面に近づかない。
・切れた電線には触らない。
ちなみに、台風って○○号のあとにカタカナで名前がついていますよね。2000年以降、北大西洋または南シナ海で発生した台風は、地域で使用されている名前(台風委員会に加盟している国などが提案した名前)が使われているそうです。140個あって発生した順に名前が使用されているそうですよ!2000年以前は英語のみ(人名)でした。日本がつけた名前は10個で、台風の影響を受けやすい船乗りに馴染みの深い「星座の名前」が採用されています。
自然災害への備えを
「災害に強い家=地震に強い家」とイメージしている人は多いです。しかし、この瀬戸内エリアは活断層がほかの地域に比べて少ないので、頻繁に地震って起きないですよね。むしろ、水害被害の方が身近にある気がします。国交省の発表によると、令和3年度の水害被害額(暫定値)は、約3700億円、広島県は約420億円で全国3位でした。もちろん、南海トラフに向けた対策も重要ですが、水害に強い家にも目を向けていきましょう!!
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