アドバイザーブログ
家づくり学校 高松校
2024.10.29
2016.10.23
小西 真美
家づくりの素材 内壁・外壁・タイルの特徴
本日は、前回の床材に続いて【家づくりの素材】内壁・外壁・タイルの特徴と題してレポートをお届けします。
内壁は、自分たちらしい、居心地良く暮らせる空間づくりの要!どんな素材があるのか、その特徴を見ていきましょう。
デザインクロス
デザインから機能性まで、バリエーションが魅力
ビニールから、紙、布、木質系や石・金属などの無機質系まで、様々な種類がある。花柄や石目調などデザインも豊富。調湿性などを備えた機能性クロスも。
漆喰
日本特有の歴史ある塗壁材
消石灰から作る自然素材。調湿・脱臭機能をもつ。防音性・耐火性にも優れ、カビにも強い。パターンや色により、洋風から和風まで様々なデザインが可能。
珪藻土
古来より使用されてきた素材
植物性プランクトンの化石が原料の自然素材。無数の小さな穴をもつ多孔質で、優れた調湿性や保湿性、断熱性・耐火性を備える。
外壁は、住まいを印象付け、守る外壁はデザインと性能の両立が大切!
タイル
高級感ある、色合いと質感
土を高温で焼き上げてつくる自然素材。防汚性・耐久性に優れ、工期も短いのが特徴。ほぼメンテナンスフリーなのも魅力。
サイディング
均一な品質で施工しやすい、メジャーな外壁材
素材により窯業系・金属系・木質系・樹脂系がある。工場生産のため品質が均一。性能や価格、デザイン等の種類も多い。
吹き付け
デザインの幅が広く、耐候性など機能も高い
モルタルの上に外壁塗材を吹き付けて仕上げるもの。複雑な模様や凹凸間のあるデザインを実現できる。施工期間も短く、重厚感のある仕上がりに。
塗り壁
左官の手仕事が生きる、土壁の質感
下地材の上に、自然素材の外壁塗材を手塗りするもの。原料の複雑な粒子構造により内部への水の侵入を防ぎ、通気性も高い。長期間劣化せず、趣ある表情が特徴。
その他、こだわりの素材を取り入れて、好みのテイストに包まれる空間に!
タイル
可愛い空間演出のマストアイテム
陶器質や磁器質などの種類があり、透明性や吸水性が異なる。さらに釉薬の有無で表情が異なる。モザイクタイルなどは磁気質。色柄・サイズは様々で、好みに合わせて選べる。耐久性も高い。
アイアン
様々なテイストに合う本物の質感
ヨーロッパを中心に、門扉や窓枠、手すりなどの建物の装飾などに使われてきた鉄製建材。本物ならではの質感や手触りが魅力。優美で繊細なテイストを実現できる。
階段・ドアなど幅広い用途で使われ、シンプルなものからデコラティブなものまで、デザインは様々。
ガラス
空間を豊に明るく彩ってくれる
光を受けるガラスは、季節や時間、天気などによって様々な表情を見せてくれる。ドアや間仕切り壁にはめ込むと、華やかさをプラスできる。
光を通すので、空間を明るくする効果も。
まとめ
素材選びの際のポイントは、適材適所を押さえることが重要です。イメージとも合わせて選ぶことで、納得のセレクトにたどり着きやすくなります。
また、床材のご紹介でもありましたが、特徴を押さえながら、性能面との相性もチェックしましょう。例えば、断熱性の高い樹種の無垢材を床に用いた場合、床暖房の暖まりが遅くなることも。こういった他の設備との相性も考えておくと、後悔は少なくなると思います。
そして、当然、こだわりすぎるとコストアップしてしまいます。好みの色やデザイン、適材適所と価格を見比べて、ベストな素材を選んでいきましょう。
家づくり学校では、皆様の家づくりが失敗しない、後悔しない為に、様々な情報提供を行っております。すべては「大満足の家づくりのために」。
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