アドバイザーブログ
家づくり学校 湘南校
2024.10.25
2022.09.29
辛島 歩
介護を見据えた2世帯住宅
実家のご両親の具合が思わしくなくこの機会にご実家を2世帯住宅に建替をご検討の方がご来校してくれました。
今回は介護を見据えた住宅に欠かせない「住宅のバリアフリー化」についてポイントをご紹介します!
段差を出来る限り無くす
段差をできるだけ無くすことはバリアフリー化の基本です。敷居の段差など足腰が衰えてくると少しの段差でも苦労しストレスを感じやすくなります。
手すりをつけましょう
家の中で手すりがあると良い場所は「廊下などの通路」「トイレ」「浴室」「玄関」です。リビングや寝室から食事をするダイニング、トイレ、浴室への移動が主になるため、動線を考えて適切な場所に配置しましょう。取付位置にも注意してください。
ドアは引戸がおススメ
引戸だと、ドアのように一歩下がって開ける必要がなく、開いた扉を手で押さえる必要もないので、歩行介助時や車いすでもスムーズに通過できるようになります。
浴室の出入口も、前後に開くドアタイプは何かと不便です。扉が内開きの場合、浴室内で人が転倒するなどして体で扉をふさいでしまい、外から開けられなくなることも考えられます。
車椅子の通れる幅の確保
車椅子の幅は、JIS規格で決まっており、手動車椅子は630mm以下、電動車椅子は700mm以下です。例えば幅650mmの電動車椅子で生活をなされる場合、廊下のすべての箇所において、幅員が750mmは必要と言われています。また、車椅子は直角に曲がることは難しく、廊下などに曲がり角がある場合はさらに大きな幅が必要となります。そのため、余裕をもって生活するには、800mm〜900mm程度の幅を確保することがオススメです。ゆとりを持つことで、車椅子利用者本人も、介助者もストレスなく生活することができます。
予算やスペースなどの制約があるため、100%のバリアフリー・介護対策を施した二世帯住宅にすることは難しいかもしれません。今後の事を考えた、親世帯の寝室にトイレ・洗面所を併設して移動を少なく済ませるようにする、車いすでの生活にも対応できる間取りにするなど、検討しておくといいかもしれませんね。
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