アドバイザーブログ
家づくり学校 神戸校
2021.04.27
伊藤 凪穂
UA値ってなに?
UA値(ユーエーチ)とは「外皮平均熱貫流率」といって、「熱量がどれくらい外に逃げていきやすいか」を数値で表したものになります。数値が小さいほど逃げにくいので、小さければ小さいほど優秀です!
床に何を使っているか、壁は?天井は?窓は?断熱材は??そういったものの素材や厚み、そして家全体の外皮表面積などを使って計算します。気密測定みたいに特殊な機械を使って算出するものではありませんので、遠慮なく住宅会社さんに「教えて!」と、質問してみてください。
UA値は基準値があって、国が推奨している省エネ基準はUA値0.86(6地域(兵庫県南部)の数値)です。
まずは、この数値をクリアしているかどうか確認してみてください。
また、UA値と似た数値でQ値というものがあります。どちらも同じく熱が逃げにくいかどうかを数値化しているものです。
ただやはり名前が違うだけあって細かい計算方法が変わってきます。UA値が外皮表面積で割っているのに対して、Q値は延床面積で割っています。
あとは、UA値は換気からの熱損失を含まないが、Q値は含む。UA値は建物の大きさや形状に関わらず同じ基準値で表しているのに対して、Q値は小規模住宅だったら基準値が変わったり、大きさや形状の違いによる数値の狂いを加味して表しています。
換気による熱損失はばかにならないので、それを踏まえているQ値の方がより正確かな?とも思いますが、国は現在UA値をメインに使っているので、まずはこちらから住宅会社さんに確認してみていただけたらと!
Q値も計算で求めることができますので、気になる方は「Q値であらわすとなんぼですか?」と深掘りしてみると、「このお客様勉強してるなあ!」と担当者さんを唸らせられるかもしれません?笑
どこまで性能を求めるかはお客様自身で決めるところではございますが、知らないとその選択の土俵にあがることができませんので、ぜひまずは勉強から始めてみてください!!
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